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2010年4月19日月曜日

ゴモラ

ゲーム「ルドラの秘宝」に登場。

冥界の『ガフの間』で進化と滅亡を進めている。
破壊と再生をもたらすルドラの生みの親。
ハウゼンと戦うことを決めたサーレントに
ロスタムとヒューイの体を与えた。陰の言霊が得意。
遥か昔に四勇者によって、四勇者を超える者を
作り出すために遣わされた存在。
最期は己の使命を果たし、『ガフ』へと還った。

進化を加速するため・・・・
 弱肉強食の本能は世界の生態系に変化をもたらす。
 そして物の変化の量は、時を加速させるのだ


この私をも倒す種族を産み出すことが、我が使命。
 そのものがあらわれるまで
 次なる種族の肉体を作り、『ガフ』のエネルギーで
 新たな種族を産み出し続けるのみ・・・・・


すばらしい闘争本能だ。『ルドラ』をも倒すその力。
 とくとためさせてもらおう


心配はいらぬ。この星に『ガフ』があるかぎり、
 輪廻転生はくりかえされる・・・・
 私もまた、『ガフ』に帰る時がきた・・・・
 さらばだ、『ルドラ』の子どもたちよ・・・・


名作ゲーム「ルドラの秘宝」。
友人に貸してもらってプレイしてみたが
言霊システムの奇抜さには度肝を抜かれた筆者。
ゴモラは主人公たちに協力的のように見えて
最後は敵対する存在なわけだが、
ここで何故、四勇者ではなくゴモラを紹介なのかというと
筆者がゴモラのデザインが好きだからである。以上。

2009年9月22日火曜日

はにわ

ゲーム「Sa・Ga2 秘宝伝説」に登場。

中央神殿最下層で稀に遭遇する最強の敵。
最終ダンジョンで出現するモンスターの中で唯一逃げることが出来る。
ごく稀にレアアイテムのしちしとう(七支刀)を落とす。
強力な全体攻撃、地震、フレアを使いこなす。

「しちしとう」目当てのプレイヤーを
フレアで蹴散らすとんでもない隠しモンスター。
ちなみに筆者は、一度フレアでやられて以来、
出会ったら常に逃げるようにしていた。

2009年9月15日火曜日

ゲマ

ゲーム「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」に登場。

悪の宗教団体「光の教団」の幹部。主人公の仇敵となる存在。
愉しみのためにあえてとどめは刺さずに置くなど、その性格は残忍且つ卑劣。
教祖イブールの部下であり、直属の部下にジャミとゴンズがいる。
古代の遺跡を訪れ、遺跡から逃げようとした主人公とヘンリーに鉢合わせ。
圧倒的な力で主人公たちを倒して人質に取り、助けに来たパパスを殺害。
主人公たちを奴隷にすべく、セントベレス山に連れ去った。
後に青年となった主人公に敗れる。

主人公の父親であるパパスを目の前で殺し、
主人公の人生に深く影響を与えた敵、ゲマ。
SFC版とリメイク版では大きく役割が違うが
どちらにしても主人公に対する悪の見本的で、
主人公が超えなければならない絶対の敵であり、良き悪役である。

2009年9月9日水曜日

最終防衛システム

ゲーム「Sa・Ga2 秘宝伝説」に登場。

中央神殿の非常階段最下層、世界の中心に位置する場所を守る最終防衛システム。
古の神々が作り出したとされ、新しき神を名乗ったアポロンが
自らの野望のために秘宝を使ったため、
老朽化した世界が崩壊し始めるという現象が発生し、
それを食い止めるために現れた女神の命に従って、
秘宝によって引き起こされた世界の崩壊の危機を受け作動する。
2体おり、主人公たちの前に立ちふさがるが
1体は女神が戦うことになるので、実際に戦うのは1体のみである。
3段階の攻撃パターンを持ち、ダメージが蓄積することで変化する。
初期状態では4つの砲台から光線を放ち、全体にダメージを与える。
砲台はある程度ダメージを与えると壊れ、1つ壊れるごとに攻撃の威力は落ちる。
砲台を全て破壊すると単体攻撃「メガスマッシュ」で攻撃を始める。
さらにダメージを与え続けると中央の扉が開き、
最終兵器「スターバスター」で全体に大ダメージを与えてくる。

Sa・Ga2」のラスボス、防衛システム。
これの前に戦うアポロンの方が強いと感じるため
いまいちラスボスとしての威光がないが
それでも「スターバスター」の威力は侮れないため
さすがはラスボスといったところだろう。
余談だが、筆者は機械的な敵が好きなため
弱かろうが強かろうがどうでもいいのである。

2009年9月8日火曜日

オスカー

アニメ「FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜」に登場。

ガウディウム四凱将の一人。
慇懃無礼を形にしたような道化師で、傀儡術を得意としている。
タイラント伯爵の執事のような役割を担っており、先代の混沌にも仕えた。
体をクネクネさせる身振りが特徴である。
仮面を付けているため素顔は見えないが、時折不気味な眼を覗かせる。
しばしば伯爵の八つ当たりの対象にされているが、特に意に介する様子は見られない。
その内部は一切として知れず、またその正体も明らかにされていない。
混沌自身であるような口振りで話すこともある。
名前は「Chaos(混沌)」のアナグラムになっている。

打ち切りアニメ「FF:U」。
個人的にまたやってほしいアニメの一つ。
打ち切りで彼の目的も真意も何もかも分からずじまい
彼は一体何だろう?

2009年8月22日土曜日

竜王(りゅうおう)

ゲーム「ドラゴンクエスト」に登場。

精霊ルビスの作った世界「アレフガルド」の地に現れた
「王の中の王」を自称する、魔物の首領。
青い肌をした紫のローブを着た魔法使いのような外見だが
これは仮の姿であり、その名が示すように正体は巨大な紫のドラゴンである。
ラダトーム城から川を隔てた先にある大魔王ゾーマの城があった場所に
自身の城「竜王の城」を建立し、そこに居を構える。
突如として「光の玉」を奪い、アレフガルドを闇で覆い尽くそうとした。
ラダトーム王国を部下に襲わせてローラ姫を誘拐、ドムドーラの町を滅ぼすなど、
魔物たちを率いて世界を恐怖に陥れる。世界を混沌に導き、
アレフガルドの征服を目論むがロトの血を引く若き勇者により、その野望を阻止された。

よくきた勇者よ。わしが王の中の王、竜王だ。
わしは待っておった。そなたのような若者が現れることを・・・・
もしわしの味方になれば、世界の半分を勇者にやろう。
どうじゃ?わしの味方になるか?


世界の半分を譲渡」に関する会話が有名な竜王。
ドラゴンクエスト」シリーズにおける最初のラスボスであり
その尊大なラスボスの風格は、後のラスボスたちの黎明であり
現在においても延々と語り継がれている。

2009年8月14日金曜日

ワグナス

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄のリーダーで、従兄弟にスービエがいる。
親友のノエルと共に同化の法を改良した。
空を飛ぶ要塞「浮遊城」を所有。
男性であるが、同化の法により性別を超越したのか女性的な姿をしている。
この世界に残った古代人が居ると知って、探し出すためにヤウダを支配しようとする。
(名前の由来はJR山手線の品川駅)

わが浮遊城へようこそ!
 ここまでは楽しんでいただけたかな?


それは良かった。短い命の最後の想い出にするがよい。
 さらばだ、皇帝


それは失礼した。だが、もう楽しませる時間がない。
 君の短い人生もタイムアップなのだ。さらばだ、皇帝


それは残念。しかし帰る者を無理に引き止めるのも気が引ける。
 では、地上までお送りしよう!」


七英雄のリーダー、ワグナス。
なんとも変態チックな姿をしているが、
話す限りでは普通の人。
ちなみに浮遊城にて彼との対話で「帰りたい」を選択すると
本当に地上まで送ってくれる。
なんだかんだで、さすがリーダー。度量が大きい。
結局のところ、邪魔しなけりゃ良いんだよ!ってことなんだろな
マイペースというか、優しいというのか…
しかし七英雄の人選は酷いとしかいえない。
何を考えたら嫌われ者、乱暴者、狡猾な奴、
リーダーの近親者や友人を選ぶんだよ!
明らかに面子が揃わんときの構成じゃないか!

2009年8月12日水曜日

ノエル

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の一人で、ロックブーケの兄であり、ワグナスの親友。
ワグナスと共に同化の法を改良した。
幻の移動湖を調査しており、部下のモンスターには
テレルテバの古代の塔を調査させている。
常に敬語で冷静沈着、そして紳士的であるため話し合いで解決できることもある。
妹であるロックブーケを大切に思っており、彼女を倒してから彼に会うと
話し合いをせず、問答無用で襲い掛かってくる。
色黒で、非常に引き締まった筋肉の鎧を持ち、体術と剣技に非常に秀でている。
(名前の由来はJR山手線の上野駅)

あの塔は我々の時代の建物です。
 少々調べたいことがありまして、見張りをおいてあるのです。
 やはり、モンスターを使ったのはまずかったようですね。
 どんなに賢くてもモンスターはモンスター。
 テレルテバの人を苦しめるつもりは無かったのですが・・・・。
 わかりました。モンスターどもは私の手で処分します。
 それでどうかお許し願いたい。テレルテバからも引き上げます。
 それでよろしいでしょうか?


では、私の命でもご所望ですか?
 ずいぶん乱暴な方ですね。
 では、降りかかる火の粉ははらわねばなるますまい!


皇帝ですね?妹ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます

七英雄の中でも一番の常識人ともいえるノエル。
しかし筆者はどうにも上記の台詞から人間を見下しているように感じ、
典型的な良い人だとは思えないんだよな。
妹を倒してからの態度から考えても、
やはり七英雄は異端的集団なのだろう。

ロックブーケ

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の紅一点で、ノエルの妹。
兄であるノエルと兄の親友であるワグナスを尊敬している。
サラマットの男たちを「テンプテーション」で誘惑するなど
男を手玉に取る術を知り尽くした魔性の女。
他人の力を利用して敵を倒す能力に長けている。
異次元への転移装置があった塔を探すために神殿を調査している。
(名前の由来はJR山手線の池袋駅)

私を助けに来てくださったのね!
 ここのモンスター達を物ともせずに
 ここまでたどり着くなんて、とってもお強いのね。
 とっても強いあなたを見こんで、お願いがあるの。
 神殿につよ~いモンスターがいて奥へ行けないの
 何とかしていただけない?


スゴイ、スゴ~イ!! あなたの事。一生忘れませんわ!

皇帝・・・・ハエのようにウルサイ奴ね。消えなさい!

悔しいわ、やっと塔の秘密をつかんだのに。

ああ、ノエル兄様、秘密は・・・・ここに・・・・

男どもを意のままにする七英雄ロックブーケ。
兄思いだが、上記の台詞のようにそれ以外のモノに対しては
都合のいい道具程度にしか思っていない。げに恐ろしきは女人か…。
ちなみに彼女を倒した後、兄ノエルと出会うと凄まじいことになる。

2009年8月11日火曜日

ダンターグ

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の一人で、古代から暴れ者として知られていた。
復讐にはまるで興味がなく、ナゼール地方で
1000年以上に渡って強力なモンスターを吸収し続けるなど、
ただ強さにのみ異常な執着を示す猛者。肉弾戦を得意とする。
彼だけ四形態の姿がある。
(名前の由来はJR山手線の五反田駅)

ふっ、オレの目的は強くなること
 それだけだ。ワグナスやらノエルやらは、
 復讐を考えているようだが、そんなことはオレには関係ない。
 強いモンスターの多いこの地方で奴らと同化して、
 自らの力をアップしているのだ。
 キサマらのような虫けらでは戦っても成長せんわ!


なに?今のはオレの聞き違いか?
 見逃してやろうだと?100年早いわー!!


ちょっと待て!オレを無視していくとはどういう了見だ!?
 キサマら虫けらの分際でなぜオレを無視した?
 弱者は強者にひれ伏すものだぞ!


四パターンもの姿を持つ辺り、
非常に優遇されている乱暴者のダンターグ。
さらに強力な技を繰り出してくるのだが、
やはりどこか小者っぽい。そしてやはり古代人は人選に難あり。
乱暴者を英雄なんぞに祭り上げるな。

2009年8月7日金曜日

スービエ

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の一人で、ワグナスの従兄弟。
氷海・ロンギット海を支配し、「海の主」の娘との融合を目論む。
また、手先のギャロンを使い、武装商船団に介入しようとする。
条件によって、海の主と融合した姿で現れることもある。
(名前の由来はJR山手線の恵比寿駅)

我々は世界を救った。だが救われた連中は、
 強くなり過ぎた我々を恐れて、別の世界へ追放したのだ!
 数千年後、苦労して帰ってきてみると、奴らも違う世界へ行ったようだ。
 奴らはどこへ行ったのか…探しているのさ、復讐のために!


お前のような下等生物にこの気持はわかるまいよ」
 では行くぞ、海の主と合体した力を見よ!


ふふっ、海の中には手出しが出来なかったようだな。
 このスービエの攻撃は他の奴らとは一味違うぞ!


がはっ、ワグナスがやられるわけだ・・
だが、ワグナスが禁じた最後の手を使って・・


リーダーを除いて、氷塊の中に篭ってまで頑張るほどの
責任感が強いヤツだが今一影が薄い、スービエ。
彼の台詞から七英雄の目的が「復讐」とわかるのだが
それ以外どうともいえない。気楽になりましょうよぉ

2009年8月6日木曜日

ボクオーン

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の一人。古代からズル賢いことで知られていた。
人間を操り人形のように操作するマリオネットが得意技。
草原のステップを走る船、地上戦艦を所有する。
皇帝に許しを乞うフリをして背後から襲う卑怯者。
非常に狡猾な人物で復讐よりも、麻薬などを用いた金儲けを目的とする。
(名前の由来はJR山手線の新大久保駅)

す、すまん。私はボクオーンでもなんでもないんだ。
 七英雄を名乗ってみたかっただけなんだ。
 麻薬作りもやめる。この戦艦も破壊する。
 だから頼む、許してくれ!


バカめ、甘いわ!!

このボクオーンを最後に残したのは作戦ですかな?
 それとも地上戦艦に恐れをなしたから?
 どちらにしろ大きな間違いを犯したようだな。
 互いに傷つけあって死ね!


ほびー。私の作戦が間違っていたのか!

典型的なひ弱な策士である卑怯者のボクオーン。
普通に考えて「卑怯者」なんぞを英雄にした古代人に落ち度がある。
どう考えても自分の力を悪用するに決まってるじゃないか
挙句、尻拭いを皇帝にやらせるとは古代人は一体何を考えているんだ!?

2009年8月5日水曜日

クジンシー

ゲーム「ロマンシング サ・ガ2」に登場。

七英雄の一人。古代では嫌われ者として知られていた。
初代皇帝レオンと第一皇子ヴィクトールを殺し、
ソーモンの町を占拠して帝国と七英雄の対立の歴史を作った張本人。
二代目皇帝ジェラールに討たれる。
しかし最終皇帝の代で復讐すべく、復活する。
古代人への復讐よりも世界征服を目的とする。
(名前の由来はJR山手線の新宿駅)

わざわざ出向いて来たか。頭を下げてアバロンを差し出せば、
 我が重臣に取り立ててやってもいいぞ。


むむっ、これはたまらん。
本気を出さねばなるまい

ちっ、また来たのか。私の技は見切ることは不可能。
 なぜなら、受けた者は必ず死ぬのだからな。親父と兄貴のあとを追え!


くそー、この俺がやられるとは!
 パワーをたくわえるためにまた長い間眠らねばならぬのか!
 だが、まだ死んだわけではないぞ。復讐してやるぞ、必ずな!


ま、また~~。なんでオレだけが2回も~~

嫌われ者のレッテルを貼られた、七英雄の汚れ役クジンシー。
LPを全て奪うソウルスティールの凶悪さと、
見切りがあれば怖くないのが記憶に残る。
こいつ、復讐なんて興味なくて「目指すは世界征服!」という
なんとも浅ましく、子どもっぽい野望を抱いており、
言動も上記の台詞からもわかるように
当初は貫禄ある物言いだが、負けると近所のガキンチョみたいな台詞をいう。
こんなんが何故に英雄なんぞになれたのか、わからん。
というか嫌われ者にモンスター退治なんぞやらせるな古代人。

2009年7月21日火曜日

キラーマジンガ

ゲーム「ドラゴンクエストⅥ」に登場。

古代に造られた殺人機械。
海底の宝物庫で宝を守る番人である。
異常な攻撃力と素早さ、優れた耐性、
そして常にマホカンタと二回行動など
凄まじい戦闘力を持つ。

もしこの先の宝がほしいならこの私を倒してゆくがいい

筆者ならずともこやつと出会うと、思わず呟くだろう。
冗談にもほどがある!」「え?」「Why!!!!????
Fuuuuu○k!!!!!!」「そりゃないよ!
この他の言葉は諸氏の考えつく限り考えてくれ。
それなりに腕を上げて油断しているプレイヤーを
玉砕、粉砕、完膚なきまでに捻り潰してくれる、恐るべき機械。
彼によってゲームオーバーにされたプレイヤーは
ドラゴンクエストの真の恐ろしさを理解し、
一切の油断、怠慢、慢心を捨てるだろう。

2009年7月20日月曜日

魔王オディオ

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

憎しみに囚われ、魔王となったオルステッドが異形の姿に変貌したもの。
各世界のオディオの化身を倒した者たちを
中世の世界へ呼び寄せて人間の醜さを説き、戦いを挑んでくる。
巨大な目「オディオアイ」、巨大な口「オディオマウス」、
翼に包まれた物体「オディオモール」で構成されている。
オディオモール以外を倒すと、オディオモールが
翼の生えた禍々しい異形、ピュアオディオへと変化する。
敗北すると元のオルステッドへと戻り、
自分にとどめを刺すよう促すが、それを拒否すると
各世界のオディオの化身の下へ転移させて
オディオの化身と再度戦わせられる。
自らの敗北の理由を、自らの過ちを悟り、
誰もが魔王になりえることを告げ、消滅した…

我が名は・・・・魔王オディオ・・・・
 ようこそ・・・・君達にわざわざ集まって
 もらったのは他でもない・・・・
 とても大事な事を伝えねばならぬからだ。
 話は二つ・・・・一つは君達は英雄になった・・・・
 しかし他の人間達は一体何をした?
 ・・・・助けをこうばかりだったろう。
 自らを危険さらさないで他力本願にしあわせだけは求める・・・・
 そんな人間なぞ救うに値しないという事・・・・これが一つ目だ。
 そして二つ目・・・・今度は君達自身の事だ・・・・
 君達は一体何のために戦ってきたのだ・・・・?
 体制に対する怒りか・・・・?
 まあそれもよかろう・・・・
 さいわい君達は戦いに勝って大切なものを手に入れた・・・・
 だがそれらもしょせん一方的な欲望ではないのか?
 自分にとって大切なもの・・・・
 それを守るためならば他者を傷つけていいのか・・・・?
 ・・・・お前達もこの世界にすんでいたみにくい人間達と同じだ・・・・
 あいつらと同じ様に・・・・己の生き様を後悔しながら・・・・
 別れをつげさせてやろう・・・・・
 悩みと憎しみに満ちたその罪深き人生に・・・・!!


お前達の勝ちだ・・・・さ・・・・とどめをさせよ・・・・

まだだ・・・・!まだ終わらぬ・・・・!!
 私を倒しても・・・・私は生き続ける・・・・
 知るがよい『オディオ』の意味を!
 それは・・・・太古の昔より・・・・はるかなる未来まで!
 平和なる時も・・・・混乱の世にも!あらゆる場所!
 あらゆる時代に!!戦いの火ダネとなるものッ!!
 それは人間が存在する限り永遠に続く『感情』なのだ・・・・
 その感情の名を・・・・『憎しみ』
 あるいは・・・・『オディオ』というッ!


な・・・・なぜ勝てぬ・・・・!
 これが我々の運命なのか!?
 我々とお前達とは一体何が違うというのだッ!!


・・・・そうか・・・・私は・・・・
 人間である事を忘れ・・・・あやまった方を・・・・
 選択してしまっていたのか・・・・
 ・・・・私が消えれば・・・・
 お前達もそれぞれの世界に帰れる・・・・
 だが・・・・覚えておくがいい・・・・
 誰しもが魔王になりえる事を・・・・
 『憎しみ』がある限り・・・・いつの世も・・・・


憎しみの魔王オディオ。
人に裏切られ、拒絶され、果てに人を信用できなくなった。
彼の悲しいところは「心のダンジョン」に死して尚
彼を勇者と信じている子どものことを信用できなかったことだろう。
ちなみに彼との対決時の背景をよく見ると、
何やら死体の山(?)らしきものでできている。

2009年7月18日土曜日

アリシア王女

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

ルクレチア王国の王女。
武闘大会で優勝したオルステッドに求婚され、
彼と愛を誓った直後、蘇った魔王により攫われてしまった。
魔王は倒れされるも、ストレイボウの策略により
オルステッドは彼女を救出することはできず、
代わりにストレイボウに助けられる。
その後ストレイボウの胸の内を聞き、彼に同情し心変わりしてしまう。
しかし、ストレイボウがオルステッドに殺されたのを見て
オルステッドに呪詛の言葉を吐き、ストレイボウの後を追い、自害した。
死後、「心のダンジョン」にてオルステッドを救うよう求める
彼女の魂と出会うことができる。

オルステッド様とおっしゃいましたね?
 とても男らしい・・・戦いぶりでした。
 よろこんで・・・あなたの妃となりましょう


今は私とあなただけ・・・これからは父上よりも・・・
 いいえ、誰よりも・・・あなたを・・・信じます。


来ないで!・・・オルステッド・・・
 なぜ・・・来てくれなかったの・・・?
 私は待っていたのに・・・この人は・・・
 ストレイボウは来てくれたわ!・・・
 この人は・・・いつもあなたの陰で苦しんでいたのよ・・・
 あなたには・・・この人の・・・
 負ける者の悲しみなどわからないのよッ!!
 ストレイボウ・・・もう何も苦しむことはないわ・・・
 私が・・・ずっと一緒にいてあげる!


世の中、色々な女性がいる。
中にはクソ女『ビッチ』と呼ばれる者も。
そして今回紹介するアリシアは
スクウェア三大悪女」に名を連ねる者である。
ストレイボウに次いで、彼女の無責任な行動が
オルステッドを勇者から魔王へと変え、
世界を荒廃させる原因となる。
この一連の悲劇こそが彼女が『Bitch』と呼ばれる由縁である。
プレイヤーとしてもまさか惨めな負け犬に心変わりするとは、
また愛を誓った相手に対して侮蔑を浴びせるとは思わないだろう。
ただ、彼女は一介の国の王女であり、
世間知らずであるかもしれないということも憂慮しなければならない。
無知は罪であると同時に罪ではないともいえる一幕である。
(だからといって、彼女のやったことは胸糞悪いことに違いはないが)

2009年7月17日金曜日

ストレイボウ

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

ルクレチア王国に属する魔道士。
武闘大会で決勝戦まで勝ち進むも、
決勝戦で親友でありライバルでもあるオルステッドに敗れ、
王女アリシアへの求婚の権利を取り損ねてしまう。
だが、アリシアが魔物によって魔王山へと
攫われた事を知った彼は、彼女を救う旅に出ようとする
オルステッドを城門の外で待ち構え、
昔からのよしみで彼に同行を申し出る。
そして旅の過程で、かつて先代の魔王を倒した
勇者ハッシュとその仲間だった僧侶ウラヌスとも仲間になる。
魔物達との度重なる苦闘の末、魔王山の最上階の部屋へと
足を進めた彼らは、そこで待ち受けていた魔王と遂に対決し勝利を飾る。
しかし、その魔王は偽者であった。
その事をハッシュの口から告げられたストレイボウは
焦燥感に駆られ、ハッシュが息も絶え絶えに病で死に伏せるのにも
目にくれず魔王像を見回す。すると、彼は魔王像の隠し通路を
開く仕掛けに気が付く。その時、彼は今まで抑えていた気持ちが、
オルステッドを出し抜いて自分が先にアリシアを救おうという
気持ちが爆発した。そして魔術によって、
あたかも魔王山の罠の様に見せ掛けて落盤を引き起こす。
三人で脱出する振りをして二人が出口の向こうに行った事を
確認した彼は魔術を強めて出口を落盤で塞ぎ、
オルステッドとウラヌスには自分が逃げ遅れて
落盤に巻き込まれて死んだと思わせる事に成功。彼は念願を果たす。
だが、それでも気が収まらなかったストレイボウは、
オルステッドを絶望のどん底に突き落とすべく、
ルクレチアに帰って城の客室で眠っていた彼に幻覚の術をかけ、
ルクレチア王を魔王に見せて殺させる事で王殺しの罪と
魔王の汚名を着せる事にも成功。全ては旨くいったかと思ったが、
牢獄内で死に際のウラヌスの助けを得て
脱出したオルステッドは魔王山を再び登り、
遂に隠し通路を見つけストレイボウのいる山頂まで来る。
そこでストレイボウは、山頂に建ってある
もう一つの魔王像から自ら姿を現し、
冥土の土産とばかりに事の顛末をオルステッドに明かす。
そして、自分がいくら努力しても、何においても
自分を上回るオルステッドに対してどれだけ劣等感を抱いていたか、
苦しい思いをしたかを憎悪を込めて告白した彼は
オルステッドに襲い掛かる。
だが、憎しみによって以前より強大な力を得ても、
最期までオルステッドを超えることは無く、敗れ去った。
死後、「心のダンジョン」にて後悔の念に包まれた
彼の魂と出会うことできる。

フフフ…ハハハハハ!ヒャァーッヒャアア!!
 おもしれえほど簡単に引っかかったぜ。
 ハッシュもブザマにおっちんだあとだったしな!
 後はてめえを絶望のドン底に突き落とすため王殺しの罪を追わせた!
 だが…てめえはここに来やがった!!
 てめえはいつもそうやって俺のしてえことをブチ壊しやがるッ!!
 昔ッからそうだ! 俺がどんなに努力しても、
 てめえはいつもその1つ上を行っちまうッ!!
 あの決勝大会の時もなあッ!俺があの夜どんなに苦しんだか…
 てめえにッ!てめえなんかにッ!!わかられてたまるかよッ!!
 だが…俺は今までの俺じゃねえ… 今こそッ!てめえをブッ倒しッ!!
 てめえの引き立て役だった過去に決別してやるッ!!
 あの世で俺にわび続けろぉ!オルステッドーーーーー!!!


LIVE A LIVE」が何故名作といわれるのか。
それは各編の様々なゲームシステムにもよるが
やはり「中世編」の悲劇が一番の魅力であろう。
ストレイボウの裏切りによりオルステッドが
魔王へと変わるこの一連の悲劇。筆者は彼を嫌ってはいない。
彼の行動は人間の心のドス黒い部分を体現したもので、
これは誰しもが抱く感情であり、彼はとても人間らしいといえる。
だからといって彼のやった行動は下種であることに変わりはないが。
それに元凶は彼だけではないことを忘れてはいけない。

2009年7月15日水曜日

オルステッド

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

ルクレチア王国に属する屈強な剣士。
魔王とそれを倒した勇者の伝説が残るルクレチア王国。
そこで武術大会が開催された。オルステッドも出場し、
彼のライバルであり親友である魔道士ストレイボウと
決勝戦で戦い、彼が勝利した。王女アリシアに求婚する権利を得て、
アリシアと共に愛を誓うものの、アリシアは蘇った魔王に攫われ、
東にある魔王山に連れ去られてしまう。
そこでオルステッドはストレイボウ、魔王を倒した伝説の勇者ハッシュと
ハッシュの仲間、僧侶ウラヌスと共に、魔王山にいた魔王と対決する。
だが、患っていた病に倒れたハッシュの言により「本当の魔王ではない」と判明。
ハッシュはその直後病で死亡、アリシアは見つからず、
ストレイボウは落盤に巻き込まれて死亡する。
オルステッドは王宮に戻るがその日の晩、王の間にいた魔王を見つけ、
それを倒した。しかし魔王の姿は幻影であり、そこには国王が倒れていた。
何者かの罠によりオルステッドはウラヌスと共に
王殺しの罪を着せられ、投獄される。
ルクレチアの人々はオルステッドを魔王と疑うようになった。
ウラヌスは最後まで「人間を信じ続けろ」と言い残して尽き果てる。
ウラヌスの最期の力により地下牢から脱出したオルステッドは、
アリシアを救うため、真実を知るために再び魔王山に登る。
魔王像には通路が隠されており、通路の先は真の魔王像がある山頂だった。
そこにいたのは死んだはずのストレイボウだった。
魔王を倒したあの時、ハッシュの魔王が本物ではないと言う言葉に
ストレイボウは焦燥感に駆られ、魔王像を調べていた。
そして魔王像の隠し通路を開く仕掛けに気が付く。
その時、ストレイボウの中で今まで抑えていた気持ちが爆発した。
オルステッドを出し抜いて自分が先にアリシアを救おうと。
魔術によって、あたかも魔王山の罠の様に見せ掛けて
落盤を引き起こす。三人で脱出する振りをして
二人が出口の向こうに行った事を確認したストレイボウは
出口を落盤で塞ぎ、オルステッドとウラヌスには
自分が逃げ遅れて落盤に巻き込まれて死んだと思わせる事に成功した。
だが、それでも気が収まらなかったストレイボウは、
オルステッドを絶望のどん底に突き落とすべく、
ルクレチアに帰って城の客室で眠っていた彼に幻覚の術をかけ、
ルクレチア王を魔王に見せて殺させる事で
王殺しの罪と魔王の汚名を着せる事にも成功。
しかし、オルステッドは魔王山の山頂に来てしまった。
ストレイボウは冥土の土産とばかりに事の顛末をオルステッドに明かす。
そして、自分がいくら努力しても、何においても
自分を上回るオルステッドに対してどれだけ劣等感を抱いていたか、
苦しい思いをしたかを憎悪を込めて告白したストレイボウは
オルステッドに敵意をむき出しにし、襲い掛かる。
オルステッドがストレイボウを倒すと、そこへアリシアが現れた。
彼女に駆け寄ろうとすると、拒絶される。
ストレイボウに先に助けられた事で、ストレイボウの胸の内を聞いて
ストレイボウに心変わりしていたアリシア。
「あなたにはこの人の…負ける者の悲しみなんて分からないのよ!」と
オルステッドを罵り、ストレイボウの後を追って自害する。
魔王などどこにもいなかった。全てを失ったオルステッドは
自らが魔王になり人間達に復讐することを決意する…

私には‥‥もう何も残されてはいない‥‥
 帰る所も‥‥愛する人も‥‥信じるものさえも‥‥
 魔王など‥‥どこにもいはしなかった‥‥
 ならば‥‥この私が魔王となり‥‥
 自分勝手な人間達にその愚かさを教えてやる‥‥
 私は今より‥‥オルステッドなどではない‥‥
 わが名は‥‥魔王‥‥オディオ‥‥!


LIVE A LIVE」の「中世編」の主人公であり
最終編」の敵である魔王。
人間に絶望し、魔王オディオとなったオルステッド。
もし「LIVE A LIVE」のリメイクが出るなら
彼のハッピーエンドが見たいと思う筆者。
憎しみのあまり人間をやめた彼だが、
その動機は非常に人間的であり、
結局最後まで人間を捨てきれず、
魔王になり損ねた悲劇的な男であった。

ガマヘビ変化

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

尾手藩藩主である尾手院王が妖怪変化に変貌した姿。
尾手は悪魔に魂を売り渡し、幕末の動乱に乗じて
日本を乗っ取ろうと画策していた。
影に生きる忍びの集団・炎魔忍軍頭目のハヤテは
維新の要人が尾手に捕らわれたと聞き、
若き忍者おぼろ丸に要人救出の密名を託した。
おぼろ丸と要人・坂本竜馬は尾手城の天守閣で尾手と対決する。
相手の血を吸って回復する「吸血」、不快な鳴き声「げこげこ」、
蛇をムチ代わりにする「毒蛇ムチ」などの技を使ってくる。
おぼろ丸と坂本竜馬に敗れ、天守閣から落下した。

LIVE A LIVE」の「幕末編」に登場する
悪魔の力を借りて、日の本を征服しようとする藩主。
彼もやっぱり憎しみらしいものは感じない。
かなりこじつけだが、変遷する時代に復讐する、
過去の亡霊、時代に作られ消えていく者の怨嗟なのかもしれない。
ちなみにこの尾手は毒や相手の体力を奪うといった
嫌らしい技を使ってくるので、筆者は嫌いである。

2009年7月14日火曜日

おーでぃーおー

ゲーム「ライブ・ア・ライブ」に登場。

正式名称「オディオザウルス」。
巨大な恐竜の生き残りで、外見はティラノサウルスに近い。
クー族に崇められ、生贄を捧げ続けられていた。
クー族はべるを生け贄にしようとしたがべるが逃げ出し、
他部族であり、彼女に掟破りの恋をしたポゴと対立、
攫われたべるを救い出したポゴたちの前で、
クー族の族長を喰い殺してポゴ達に襲いかかる。
「噛み砕き」、「急降下」、「なぎ倒し」、「引き裂き」といった
恐竜らしいパワフルな技を繰り出す。
ポゴ、ゴリ、べる、ざきにより倒された。

LIVE A LIVE」の「原始編」で
唯一の恐竜おーでぃーおー。
彼も憎しみというより本能のまま動いている気がする。
これは想像だが、昔は恐竜が捕食者の頂点に立っていたのに
人間にその地位を奪われたことを憎んでいるのかも?
ちなみに彼もべるやゴリの技で簡単に倒せる。
るーるー」はまさに滅びの歌である。