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2010年8月15日日曜日

ゲーム「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に登場。

ムジュラの仮面により作り出された、人のような顔を持つ不気味な月。
仮面の意思そのものであり、悪意の象徴である。
月の内部には一本の巨木を中心に緑の草原が広がり、一見のどかに見えるが
全てはスタルキッドの意識を受け継いだムジュラの仮面の精神世界であると思われる。
巨木の下にはムジュラの仮面をつけた子ども、その周りを亡骸のお面を被った子どもが走っている。
スタルキッドを利用してムジュラの仮面はクロックタウンへと
月を落とし、ハイラルと似たような世界「タルミナ」を滅ぼそうとした。
月が落ちるのは三日後であり、リンクは時のオカリナを使って
これを阻止すべく、ムジュラの仮面によって
封印された四巨人たちを救出し、月の落下を防いだ。
だが覚醒したムジュラの仮面の力により月はさらに力を増し、
タルミナを全て飲み込もうとする。ムジュラの仮面の後を追うリンクとチャット。
遂にムジュラの仮面と最終対決を迎え、これを倒したことにより月は消滅した…

オ、オデは・・・食う
 ぜ、ぜんぶ・・・食う


筆者を怖がらせたゲームの内の一つ「~ムジュラの仮面」。
この月がとにかく怖かった。怒っているように見え、
嘲笑を浮かべているようにも見える、この顔。
そして世界を滅ぼさんと着実に落下し続ける姿に。焦燥し恐怖した。
これほど衝撃的な存在を描いた製作スタッフの才能には脱帽した。
ちなみに関係あるかどうかはわからないが、
筆者の好きな作家・安部公房の本「笑う月」には
月に追いかけられる話があって、この話を読んだ瞬間、
真っ先にこの月を思い浮かべてしまった。

2010年6月4日金曜日

マジカント(MOTHER2)

ゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」に登場。

8つのパワースポットを全て訪れると現れる、「ぼく」のこころの国。
「ぼく」が心の中に生み出したものであり、
8つのパワースポットを訪れることが、マジカントを心に生み出す条件だった。
この国には「ぼく」の心の中にある美しさも優しさも悲しみも憎しみも
邪悪なものや凶暴なものも存在する。
人に話しかけると「ぼく」の心情に合わせてマジカントの色が変化する。
その中心には宇宙の真理に繋がる「エデンの海」があり、
宇宙の真理を知る事ができ、「ぼく」しか近寄れない。
クラーケンが出現し、最深部には「ぼく」の悪意の現れであり
「ぼく」が心の中で育て続けた、「ぼく」の悪魔がいる。

自分の心と向き合うのは重要だけど、向き合うまでが難しい。
ゲーム「MOTHER2」に登場するマジカントはそれを具体的に訴えかける。
マジカントからエデンの海道中に登場する敵は強く、
セーブポイントもなければ回復場所もないとくる。
そしてそれを越えた先には主人公の「悪」の部分が待ち受けている。
これを倒すと主人公はパワースポットの力により
各種ポテンシャルが上昇するわけですが、
自分の「悪」の部分と向き合うことで成長するなんて
筆者はこの辺の憎らしい演出が好きです。

2010年5月4日火曜日

ムーンサイド

ゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」に登場。

イーグルランドにある大都市フォーサイドによく似た町。
「まちのちず」には載っていない不気味な町。
町中が暗く、町自体の構造が物理的におかしくなっている他、
建物などは怪しい色に輝いており、人々の会話も意味不明。
歩いていると必ず見えない何かにぶつかるため
自由に移動することが出来ず、主な移動手段として
ワープを繰り返して探索する事になる。
この町では、「はい」が「いいえ」で
「いいえ」が「はい」という謎の法則があり、
これを認識していると立派なムーンサイド人だと言われる。
探索を進めるとこの町の意外な正体が判明する。
全てはギーグがもたらした幻影マシンである
「マニマニの悪魔」が見せた幻であり、
ネスたちは幻影によりフォーサイドの倉庫の中を
ぐるぐる回っていただけだったのだ。
「マニマニの悪魔」を破壊することでムーンサイドは消滅する。

はい」が「いいえ」で「いいえ」が「はい」。
 ここ、ムーンサイドじゃそれが常識。


ようこそムーンサイドへ。
 ようこそムーンサイドへ。
 ムよーンサうイこドそへ。


お前その1とお前その2を…病院送りにしてやる!

ハロー!そして…グッドバイ!

あんた達ったら郵便ポストのくせしてふらふら歩き回ったりして。
 おかしいったらありゃしない。
 ムムーーンンササイイドドへへよよううここそそ。


ケッハ、モルタア!ケッハ、モヌラタア!
 銀色の大きな球で夏の国、黒焦げのあなたはどっこい大丈夫
 …私には見えるのです。

 
スープがさめないうちにマニマニをなんとかしないと。
 ナイフがさびないうちにマニマニをなんとかしないと。


おはようございま…せん。
 ここ、ムーンサイドの町はいつだって真夜中なんですよ。
 今夜のムーンサイドプレスにほうら、こんなニュースが
 「マニマニはマニマニにいつもすべてのマニマニの
 マニマニがマニすべてマママニマニ


ここに展示中の骨、何の骨かわかりますか?
 答えはですね…あなたの骨。私の骨。骨の骨。骨、骨、骨。


ようこそムーンサイドへ。
よう、こそムー、そムー、ンサイ、ンサイ、ンサイ…ドへ。
ケバケバしいネオンのような建物と
奇天烈な言動の住人たちが特徴的な幻影の町ムーンサイド。
これほど「狂・妖・怪・奇」の言葉が似合う町も存在しないだろう。
では、ハロー!そして…グッドバイ!

2010年5月2日日曜日

マジカント(MOTHER)

ゲーム「MOTHER」に登場。

クイーン・マリーが統治する幻想的な世界。
一面にピンク色の大地が広がる。防具が買える唯一の場所。
女王であるクイーン・マリーは大切なことが思い出せず
体の具合も悪く、ニンテンに世界中に散らばっている
メロディーを集め、それを聴かせてくれるよう頼んでくる。
マジカントに住む人々はニンテンたちに、優しさを持って接してくれる。
マジカントにはクイーン・マリーの住む城だけではなく
テレパシーを使うとおじさんが現れるクイーンマリーの泉、
地下には元の世界への出口がある地下大河があり、
6つ目のメロディーが書かれた楽譜を守るドラゴンや
「おれのことは忘れろ」という問いをかける忘れられた男がいる。
またこの地にはニンテンを守るために
生まれたフライングマン五人兄弟が住んでおり、
フライングマンの家に行けば仲間になってくれるが
マジカントの外へ彼らを連れ出すことは出来ない。
普通の世界とは少し違うマジカントの国。
その正体は最後のメロディーを集め、クイーン・マリーに聴かせることでわかる。
実はクイーン・マリーはニンテンの曾祖母マリアであり
死して尚、彼女の思いはなおも生き続け
曾孫であるニンテンや勇気ある子どもたちを助けるため、
ひいては実の子どものように可愛がったギーグを止めるために
クイーン・マリーとして、現世に留まり続けた。
メロディーを聴いたことで全ての記憶を取り戻し、
自分を取り戻したマリアは夫ジョージの待つ天国へと旅立った。
マリアが去ると、マジカントの国もまた消えてしまう。
マジカントはマリアの意識が生み出した幻だったのだ…

エンディングまで泣くんじゃない」のコピーが
心に響くゲームMOTHER。今回久しぶりに場所の紹介である。
一作目のマジカントと二作目のマジカントは
別の場所なのでここでは一作目のマジカントを紹介します。
一作目のマジカントはプレイヤーの心に
安らぎを与える空間として登場し、衣食住には困らず
住人には優しく接してもらえ、安住の地といっても過言ではない。
だがこの世界は理想の世界であるが、理想ゆえに手に入らない。
理想は手に入れられるものではなく、想うものだからこそ理想である。
それを突きつけるように理想の世界は一人の女性が
世界を救うために生み出したものであり、
マジカントの消滅が、それは現実には存在しないことを我々に伝える。
筆者はこの消失感が堪らず、なんともいえない複雑な心境になる。
理想の世界は存在して欲しいけど、理想は所詮理想であり、存在し得ない。
人間は「どこかに理想が存在してほしい」という、ジレンマを抱えているのかもしれない。

2009年6月26日金曜日

ギーグ(MOTHER)

ゲーム「MOTHER」に登場。

地球征服を企む宇宙人。とてつもなく高い戦闘力を持ち、
ありとあらゆる武器・PSIをもってしても勝つことはできない。
しかし、幼い頃に覚えていた子守唄が弱点。
かつてギーグは1990年代の初めの地球へやってきており、
主人公の曾祖母マリアと曾祖父ジョージを連れ去り、
その後マリアは本当の子どものようにギーグを育て、
彼に子守唄を聴かせ続けたのだ。
歌い終えるとマリアを思い出すからか、
戦意を喪失し地球を去る。

ニンテン! あなたの一族には本当にお世話になっています
幼いわたしを育ててくれたジョージの妻…マリア
わたしたちの星から大切な情報を盗み出し、
わたしたちにはむかおうとした…ジョージ

そしてその夫婦の子孫・・・・またわたしたちの計画を
ジャマしようとしている…ニンテン!あなたのことだ

もうお帰りなさいみにくい地球人たちと共に滅びてください
そのむしけらのような力ではどうすることもできない
ニンテン…あなただけ、一人だけなら助けてあげてもよい・・・。
わたしと共にマザーシップに乗りなさい


歌うのをやめなさい
歌を…やめろ
う、うたをやめろ!
うたをやめるんだ!
地球のむしけらども!黙れ!歌うな
うたを…」「やめろ!」「!!!
や…」「!!!!」 「・・・・・・・・・・・・」 
ナゼ、ワタシガコンナ歌ニヤブレタノダ…
ワタシハカナラズオ前達ヲ………マタ…イツカ…


情を捨て切れなかった宇宙人ギーグ。
次回作とは繋がりがあるのか、よくわからないが
それでもこの作品のギーグも魅力的だ。
MOTHER」が何故「MOTHER」なのかが
彼の行動から分かるように「」という存在は
偉大であるなぁと思ったり、思わなかったり。

2009年6月5日金曜日

ポーキー・ミンチ

ゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」「MOTHER3」に登場。

イーグルランドの田舎町オネットに住んでいる少年。
ネスとは家が隣同士。家族に弟のピッキー・ミンチ、
母親のラードナ・ミンチ、父親のアンブラミ・ミンチがいる。
とても意地悪で我がままな自己中心的性格で、
名前の通りに太っている(よく豚に間違えられる)。
ドアのノックの音が下品。裏山に隕石が落ちた夜、
見物に来たネスを邪魔者扱いして追い返すが、
一緒に来ていた弟のピッキーの姿が見えなくなってしまったため、
結局ネスに助けを求める。ブンブーンの発言によりネスと同じく
自分も選ばれし世界を救う4人のうちの一人だと勘違いをした。
ハッピーハッピー教の幹部となりポーラを人質に取ったりして
ネスを脅迫するもネスの活躍により洗脳を解かれ改心するも
ネスに無視され(ネスは主人公キャラなので喋らない為)
意固地になりネスを妨害し始める。様々な人物に肩入れし、
ネス達の冒険の邪魔をするようになり、最後の戦いにおいて
ギーグと共に主人公一行に戦いを挑むが敗れ、
1人時空間に脱出した後に消息不明となる。
その後多数の時代と空間を渡り歩いたが、
その性格ゆえに誰からも必要とされず、行く先々で世界から
追いやられ続け、時空移動の末にノーウェア島に流れ着く。
過去と未来の行き来をくり返した結果、普通の人間のように
普通に歳をとることができず、自力で動けないほどに
老衰した不死の肉体に自制心の欠落した子供の心が収まるという、
バランスを欠いた状態となり果ててしまった。ポーキー(キングP)と名乗り、
巨悪そのものの都市、ニューポークシティを創り上げ、
自らがその長として君臨。ノーウェア島を退屈を紛らわす
おもちゃ箱のように扱い、住人を洗脳し、島に生きる動物達を
改造生物キマイラにしてしまうなど、傍若無人な行動を繰り返した。
その挙句に、自分を必要としない世界を消すことを望み、
7本の針を仮面の男に引き抜かせ世界を消滅させようとする。
しかし今度はリュカ達に敗れ、アンドーナッツ博士の開発した
「ぜったいあんぜんカプセル」に逃げ込むが、一度入ると
二度と入ることも出ることもできない仕様(アンドーナッツ博士曰く、
「外にいるものにとっても絶対に安全」)であったため、
ドラゴンが復活した後もその中で死ねない体のまま
永遠に生きていくことになった。
文字通り「永遠に死ぬ事も生きる事もできない」状態となったが、
ある意味ではポーキーの望みどおりとなったといえなくもない。
ポーキーがネスの冒険を妨害しようと介入したのは、
親からの愛情がなく、ひねくれた性格故に友人もいなかった
ポーキーにとって、ネスが唯一自分にかまってくれる
存在であったからであり、ギーグとの決戦時における
狂的な言動は素直になれないゆえの、ネスを大事に思う
気持ちの裏返しであった。キングPと名乗った後も
『彼』が主役の映画を大都会ニューポークシティで流していたり、
『彼』や自分に関わった道具などを大切に展示したり、
「ともだちのヨーヨー」をメイドに守らせていたりしていたことから、
ポーキーにとってネスがどれだけ大切な存在だったかが示唆されており、
まるで遊び感覚で残虐な悪事を重ねる彼の、わずかな理性と後悔の念を支える
おそらく最後のストッパーであったことが伺える。

ネス、お前はいいよな・・・。
 なんかお前のことがうらやましいよ。
 ・・・・・・。おれなんかダメさ。だけど、ネス・・・
 ま、いいよ。いつまでも仲良くやっていこうぜ、な。


これまでの人間達がやらかしてきた失敗を
 二度としないようにって自分達の記憶を消してまで
 新しい世界を作ろうとした、だなんて…
 ばーーーっかじゃないの?!
 どんなにルール改定をしても
 どんなにやせ我慢しても
 人間という生き物は 何度でも同じように悪い事や
 馬鹿なことをして自分達の首をしめ合うのさ。
 そして・・・破滅する。


小悪党から巨悪への変貌を遂げる少年ポーキー。
ただやはり憎めないんだよなぁ。

2009年6月4日木曜日

きゅうきょくキマイラ

ゲーム「MOTHER3」に登場。

生物キマイラでもメカキマイラでもない、究極かつ最強のキマイラ。
あまりの強さのため戦闘は出来ず、触れただけでゲームオーバーになってしまう。
あまりに凶暴すぎたため、ブタマスク達にも扱えなくなってしまった事実上の失敗作。
研究所の奥深くに封じ込められていたが、トラブルで檻が開いてしまい、暴走した。
なぜか頭の上にヒヨコが乗っている。実は背中にあるボタンが弱点で、
リュカとサルサの活躍で一度は機能が停止するが、分身であるヒヨコが
再び本体のスイッチを入れて復活、研究所から逃亡する。
後にエンパイアポーキービルのトイレに出現。トイレは非常に狭いので、
すぐに引き返して逃げないとゲームオーバーになる。
一度ゲームオーバーになって復活するか、トイレから直ぐに逃げて
そのトイレフロアから出ると、究極キマイラがトイレのフロアに脱走している
(逃げていた場合、究極キマイラの叫び声が聞こえる)。

頭に乗ったヒヨコがチャーミングだが
如何せん、凶悪さがそれを微塵に砕く。
マザー3最大の鬼門(というか倒せません)。

2009年6月1日月曜日

ミュウツー

アニメ「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」に登場。

ポケモン遺伝子研究者達が南米の密林地帯で発掘された
ミュウのまつ毛から得られた遺伝子を元に
人工的に誕生させた「世界最強のポケモン」。
高度な悩みを抱え自問自答し、人間たちへの逆襲を謀る。
幼少時は人間と同様の感情に溢れていたが
その時に、仲良くしてくれた少女アイ(アイツー)と
悲しい別れをした事がきっかけで存在意義や誕生理由に
苦しむようになりそのまま成長。
カプセルから出された時は、暴走して研究所を破壊した後に
ロケット団に軍事利用されるも脱出。
こうした悩みの果てに自分を生み出して利用する
人間に恨みを抱くようになり、人間たちに逆襲しようとする。
個体の能力として、各種超能力(サイコキネシスやテレパシー、テレポート)を
非常に強いレベルで行使でき、テレパシー能力によって
人間とコミュニケーションを行い(これでジョーイを操った)、
サイコキネシス能力によって天候をも自在に操作できる。
また高い知能ゆえに科学、物理学といった人間が生み出した
学問の概念も理解しているらしく、自らポケモンのコピーを
作る装置を作り上げたり、既存のモンスターボールに入った
ポケモンを取り込んでしまう独自の黒いモンスターボールを使い、
自分が人間(ポケモントレーナー)以上の存在であることをアピールしている。
しかしオリジナルとコピーの争いを命を掛けて止めようとしたサトシの姿に、
オリジナルとコピーが涙を流す姿に心打たれ、
普通の命でも造られた命でも『生存』していると実感し、
自ら憎しみを断ち切り、コピーポケモンたちと共にどこかへと去った…

ポケモンの劇場版は意外と重い話。
「ポケモンがいっぱい活躍するだろうなぁ」なんて考えて
観にきた純真な子どもたちの前で
いきなりスクリーンいっぱいに「生とは何か?
存在意義とは?」とくるもんだから
製作者側の底意地の悪さには惜しみない拍手を送りたい(冗談)

2009年5月20日水曜日

カメーン

ゲーム「スーパーマリオUSA」に登場。

鍵を守っている仮面のような敵。
鍵を持つと動き出し、円弧を描くように襲ってくる。
鍵を持ったまま扉を通って場面が変わっても
画面外から向かってきて、鍵穴付きの扉を通過して
鍵を消滅させるか、鍵を手放すまでマリオを執拗に追いかける。
唯一スターでさえ倒すことが出来ない。
鍵を手放せばそのまま去っていき、鍵を奪い取ることはない。

最近「皆のトラウマ」的キャラクターばかり紹介している筆者。
今回はカメーンを紹介。
どんな敵でも全てスターで一撃必殺」の法則を崩し、
プレイヤーを恐怖のどん底に突き落とした。
マリオワールド屈指の鬼門である。

2009年4月8日水曜日

ギーグ

ゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」に登場。

未来で地球征服を企む宇宙人。
所有する予言マシン「ちえのリンゴ」が自身の敗北を予言した為、
「ぼく」達を倒そうと様々な手を打っている。
自分の強さの余り人格が破壊されており、
「ぼく」と対峙した時には自我は全く残っていない。
最初は悪魔のマシンごしに姿を見せ、ポーキーが
悪魔のマシンを切るとおぞましい姿を見せる。

………ネスサン…。
アーアーアー
…カエレ…
チガウ…チガウ…チガウ
……ウレシイ…
…カナシイ…ネスサン。
「……トモダチ…」
キ モ チ イ イ…
ウーウー…
…イタイ、イタイ…
ネスサンネスサンネスサンネスサン
ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン
ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン
ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン
ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン・・・・


皆のトラウマゲーム「マザー2」。
(当初は一作目のギーグと一緒に紹介しようとしたが
色々とまどろっこしいので省きました
)
ギーグの姿、なんというか…おぞましい。
製作者自身が怖いというぐらいなので本当におぞましい限りである。

2009年4月1日水曜日

ブチョウ

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
赤い鎧を纏った騎士のような姿をしており、カン4体を従えている。
自分の過去を振りかえっており、息子がいるらしい。
 
これより異物をハイジョする。すべては、カジオー様のために
 
頑張れ企業戦士ことブチョウ。
一見、機械的な人物なだけのように見えるが心の中では
クミアイ、ムスコのジュケン、テンショク、長かった」とかなり人間臭いことを考えている。

カチョウ

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
カジオー軍団を生産している工場にて現われ、
青い鎧を纏った騎士のような姿をしており、テン4体を従えている。
カジオー軍団に25年勤めている。
 
うむ、うむ。ワレワレがガンバレばガンバッタだけ
カジオー軍団はドンドン強くなる!そして、この武器工場で
ドンドン生産された武器たちがあの!マリオワールドを埋め尽くして
カジオー様のモノとなるところを思いウカベてみようではないか!!
お、お前はマリオ!ケンゾール2型やヤリドヴィッヒ・マーク2を
タオしたというのか!
 
中ボスのようで雑魚キャラでしかない哀れな敵。
だけど、そんな彼の心の声「25年・・・・。おれも…そうね」を聞くと
思わず頑張れと言いたくなる。
粉骨砕身、倦まず弛まず、今日も頑張れ企業戦士!

カカリチョウ

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。

カジオー軍団を生産している工場で部下に指示をしており、
黄色い鎧を纏った騎士のような姿。トン4体を従えて現われる。
カジオー軍団に10年勤めている。
 
工場ではジュンチョウに生産が進んでいるようだな。
ケンゾール、ユミンパ、ヤリドヴィッヒ、オノフォースは
やられてしまったが、このぶんだと、
新たなカジオー軍団ができる日も、そう遠くはないな

 
工場の係長ことカカリチョウの魅力は、
「なにかんがえてるの」で聞ける彼の心の声「10年か…。やっと…」に尽きる。
この他にカチョウやブチョウも苦労人めいた台詞が聞け、働くモノの哀愁を感じさせる。

ジョナサン・ジョーンズ

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
拳で語り合うサメの海賊船長。
同じくサメのバンダナレッド、バンダナブルーを従えている。
スターピースが海に落ちたことを理由に自分のモノにしていた。
戦闘になるとバンダナブルー4体とともに戦うことになる。
体色を青から赤へと変える「サメはだ、きょうか」で防御力をアップする。
強化後に4体のバンダナブルーをすべて倒すとマリオと1対1の勝負になるが、
マリオが強化前に倒された場合は、その限りではない。
男の中の男で潔い性格。愛飲しているのはワインかと思いきや、グレープジュース。
マリオとの戦いで友情が芽生え、マリオのピンチに駆けつけることになる。
 
ほほう。おまえがマリオか?大活躍らしいな。
このスターはな、オレの海に落ちてきたもんだ。
つまり……オレのモンってわけだ。別におまえにやる気はねぇ。
ほしいんなら、腕ずくで、ってことさ
フハハハ・・・・。なかなかやるじぇねェか。
どうでぇい。マリオとやら、オレ様とサシで勝負しねェか?
へへへ、気に入ったぜ。それでこそ男ってもんだ!
さすがやるな。よし、このスターはお前のモンだ。
男同士の勝負の証、受けとんな!
ふ・・・・。アンタのパンチ・・・・。けっこうきいたゼ。
どうしてもほしいって気持ちがこもってやがったゼ。
それだけ必要なモンだったってことだろ?さっさと行った方がいいゼ
ジョナサン「まちな!そのスターはテメエにやったんじゃねえぞ。
男は男らしく生きろ!勝負にかける熱い魂を忘れるな!もえろ!
激しく火花を散らすんだ!拳でしか、わかりあえない事が・・
バンダナブルー「親分。あとは、マリオにまかせましょう
 
「スーパーマリオRPG」では漢が揃いぶみ。
先のジャッキーやブーマーは勿論、ジョナサンもカッコいいと筆者は思う。
ちなみに筆者はジョナサン戦ですらクリアするのに時間がかかるヘタレです。

ジャッキー

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
モンスタウンのジャッキー道場の師範代。身体は小さいがかなりの実力者。
弟子にはかつてのクッパの部下ノコヤンがおり、
ノコヤンを倒すと力試しにと、手合わせをしてもらえる。
最初はマリオたちを甘く見ていたが、3回目の手合わせでは
看板を賭けた本気の勝負を挑んでくる。 敗れるとマリオを師匠と崇め、
道場の看板もマリオの「M」となりノコヤンと共に
ジャンプの練習に「1000回ジャンプ」に励むようになる。
 
とある方が推していたので紹介。
ジャッキー先生は名前がアレだけに「なにかんがえてるの」を使うと
10年、早いんだよ!」「アッカンどもに、ミホトケのジヒはムヨウ!」などの
色々とアレな台詞が多く、良い意味で素晴らしいネタキャラでもある。
もちろん戦闘においても激烈に強く、筆者はボタンをポチポチやって
ガードするのがどうにも下手糞で、よく死にそうになったのは良い思い出である。
あと「なにかんがえてるの」の最後の台詞は熱かった。
お前の熱きこぶし、この胸にきざんだ!!強敵(とも)と呼ばせてもらおう!!

ブーマー

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
マリオワールドの征服を企むカジオー軍団の親衛隊長。
武人であり、正々堂々と戦いを挑む。武士道を極めている。
体色を変えることでステータスを上げることができ、
体色が赤なら攻撃力と防御力が高くなり、青なら魔法攻撃が強くなる。
マリオたちが勝つと自害しようとしてシャンデリアから落下する。
(その際ブーマーのシャンデリアを持っていたシャンデリホーから
「あなたは頑丈だから落ちても平気よ」と言われる)。
 
フハハハハハハ!フウム、そちがマリオじゃな!?
ここまでたどりつけるとはおそれいった。拙者、出番がないと思っておったぞ
ホホウ、威勢がいいな。しかし、ここより上にはいかせぬ!
拙者、カジオー軍団親衛隊長『ブーマー』なり!いざ、勝負!!!
ぬぅ・・・・。ばかな・・・・。拙者がこんなヒヨッコに負けるというのか。
カジオー様の野望達成を目前にして、倒れるというのか・・・・
グフッ・・ゴホゴホ・・・・ガハァ・・・・。じ、持病のシャクが・・・・
情けは無用じゃぁ!!拙者も武士の端くれ!
散り際は、心得ておるわ!!シャンデリホー殿、落としてくだされ!
さらばだっ!若人たちよーー!!
 
武人キャラはよく魅力的に映る。
そんな中でも筆者が気に入っているのはブーマーである。
パッと出てきて、すぐ倒されてしまうが「なにかんがえてるの」を
使ったときの「もはや、語るまい・・・・」がとても印象に残った人物である
(ただそれだけなんだけどね)

2009年3月31日火曜日

オノレンジャー

ゲーム「スーパーマリオRPG」に登場。
 
マリオワールドの征服を企む武器世界からやって来た
カジオー軍団の一員であり、スターピースを奪うため
マリオの前に現われる五人のカジオー戦隊。
レッド、グリーン、ピンク、ブラック、イエローで構成される悪の戦隊であり
レッドがリーダーで、グリーンがオカマ、ピンクが女性。
巨大戦艦オノフォースを操る。しかし、レッドは目が回った、
グリーンは貧血(レッド曰く運動不足)、イエローは腹が減った
(そのくせに戦闘前にカレーを食ったとレッドは言う)、
ブラックはサングラスが割れた(安物だったらしい)、
ピンクは化粧が崩れた(レッド曰く厚化粧)などの
つまらない理由で戦線離脱し、常にまとまりがない。
レッドは通常攻撃、グリーンは攻撃魔法、ピンクは回復魔法、
ブラックは連続攻撃、イエローはカウンター攻撃を駆使する。
武器世界では彼らの量産型が現われる。
 
レッド「この世の悪を守るため!
ブラック「人々の心に、にくしみと悲しみをもたらし
グリーン「こんとんとしたはめつの世界を作るのよ
ピンク「それが、私達のはかなくも美しいりそうきょう
イエロー「我等、カジオーせんたい!
全員「オノレンジャー!!
レッド「このスターピースは、人々に希望をあたえる星!
こんなぶっそうなものを、お前達にわたすわけにはいかない!!
 
個人的に名作ゲーム「スーパーマリオRPG」。
数々のキャラクターが存在し、その中でも一風変わっているのが
オノレンジャーだ。戦隊モノでまさか悪役が現われるとは
誰もが思わなかっただろう(少なくとも筆者は思わなかった)
ちなみにゲームの技の中に「なにかんがえてるの?」というものがあり
相手のHPが調べられるだけではなく、相手の考えてることもわかるというもので
彼ら(量産型も含めて)の頭の中は見た目以上にまとまりがないので必見である。