2012年11月9日金曜日

GUARD-RAY(ガドレイ)

ゲーム「R-TYPEⅢ:THE THIRD LIGHTNING」に登場

「第三次バイドミッション」にて遭遇する、すでに破壊されていた次元カタパルト上で、
待ち伏せている機動兵器。バイドによって指揮系統を奪われており、元々は人類側の兵器だと思われる。
ドーム状の姿からは想像できないほどの機動性を持ち、ボルトブラスト砲及びミサイルで武装している。
縦横無尽に宇宙空間を飛び回りながらのボルトブラスト砲を連射し、
その合間にミサイルを撃ちこんでくる。ミサイルを撃つ瞬間だけ停止するため、
自機の波動砲をハイパードライブシステムに切り替え、連続で波動砲を浴びせ、
短期決戦に持ち込むのが得策である。
バイドとの激しい戦闘から幾年が過ぎたが、人類は未だバイドに対して決定打を与えることは出来ず、
バイドは更なる脅威として進化を遂げた。その進化は人類の想像を遥かに超え、
バイドとの戦闘により太陽系外周警備艦隊は全滅に追いやられる。
そして人類はついにバイドとの最終決戦を挑む。
空間座標θ3681119・銀河系中心域に存在する「マザーバイドセントラルボディ」、
バイド中枢部への直接攻撃指令、オペレーションコード「THE THIRD LIGHTNING」だ。
西暦2169年、第三次バイドミッションの始動。人類が持つあらゆるテクノロジーを結集させた
最新鋭R戦闘機、北欧神話に伝わる終末の日、「ラグナロック」の名を与えられた
最強のR-9が空間転送砲で目標へ向けて射出され、決戦の地へと向かう。
そして空間転送砲で射出されたR戦闘機が実体化したのは、無惨にも破壊された次元カタパルトであった。
R戦闘機は指揮系統を乗っ取られ発狂した機動兵器を破壊し、先を急ぐ…

SFCの性能による、豪快な演出が輝る作品「R-TYPEⅢ」。
その豪快さが第一ステージの各所にあり、地形となるカタパルトのフレームが
いきなり動きだし、推進器からは辺り判定のある爆炎が吹き出し、
X軸回転する柱状の背景オブジェクトなど、そしてこのガドレイである。
登場シーンからしてド派手で、背景の壁を弾で打ち抜いた後、
背景の壁が崩れ、宇宙空間を飛び回るガドレイが姿を現す。
そして驚きなのは、このボス。背景を自由自在に飛び回りながら攻撃を仕掛けてくるのだ。
当時プレイしていた私としては、最高の演出でした。
話は変わって、このガドレイさんの由来だが、多分元々は人類側の兵器だと思われる。
理由はあまりバイドらしいおぞましい姿をしていないことと、道中に登場する機動兵器類に
後に地球産だとわかるゲインズがいること、あとステージ説明には指揮系統を乗っ取られ
発狂した機動兵器の群れという記述があることです。もしかしたらGUARDの名前だけに、
次元カタパルト守っていた兵器だったのかもしれない。
このガドレイの登場はもう一つの衝撃を私に与えた。
まさかのドプケラドプスさんが第一ボスから降格である。最早恒例だと思われていたものが
ないというのは、実に味気ない。まぁ実際は昇格なんだけどね。

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