毎夜毎夜、薄気味悪い物語を語る
骸骨やミイラのようにも見える怪人物。
古ぼけた屋敷の地下聖堂の住人であり、番人であり、主人で
陳腐で下品なジョークを多用する。
「それでは悪い子のみんな、ゲロ袋の用意はできたかな?」
昔、TVドラマで好きだったのは「世にも奇妙な物語」などの
一話完結の怖い話などをメインにした番組だった。
改めて考えると、やっぱり小さい頃から
ホラー好きだったんだなと感慨深い。
そんな中でも珍しい海外ドラマだったのが「テイルズ・フロム・ザ・クリプト」。
(日本ではタイトルに一貫性がなく、私が初めて見たときも
『新ハリウッド・ナイトメア』というタイトルだった)
大抵、語り部にはあまり重要性を感じないが
このクリプトキーパーは見た目や喋り方が目立ち
とても印象に残る、灰汁の強いキャラクターだった。
ちなみに『やあ、坊ちゃんに嬢ちゃん』と
毎度声をかけてくるのだが
原語だとHello,boys and girlsのはずだが
実際はHello, Boils and Ghouls。
訳すと『やあ、おできと食屍鬼』
つまりボーイ&ガールをかけたジョークである。
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