ドラキュラ(リー)

映画「吸血鬼ドラキュラ」に登場。
 
数世紀にわたって人間の生き血を啜って生きる吸血鬼。
人里離れた邸に住み、人間の生き血を啜る吸血鬼と伝えられる
ドラキュラ伯爵。その正体を探るために、その邸内に司書として住みこんだ
ジョナサン・ハーカーは、広間で美しい女に救いを求められたが、
彼女を抱きよせた瞬間、頚に女の鋭い歯をたてられ、
現れた伯爵に襲われて昏倒した。やがて意識を回復した彼は、
地下のドラキュラ家の墓所に入り、そこで石棺に横たわる女と
伯爵の姿を発見した。ジョナサンは先端を鋭くとがらせた鉄棒をとりだし、
これを女の心臓部に力をこめて打ち込んだ。こうすることによってのみ
ドラキュラの魔力から女を解放し、永遠の安息を死体に与えることが出来るのだ。
しかし暗闇の中で襲いかかった伯爵のために、彼も命をたたれた。
ジョナサンの死体と日記を発見した親友の医師ヴァン・ヘルシングは
その死を知らせるため旧友の婚約者ルーシー・ホルムウッドの病床に訪れたが、
頚すじにある歯のあとから、彼女も又ドラキュラの毒牙にかけられたのを知った。
間もなく彼女は死んだ。彼女の兄アーサー・ホルムウッドはある夜、
墓地で死んだ筈の妹に頚に歯をたてようとされ、医師ヘルシングの言葉が
真実なのを知り、妹の死体の胸に鉄棒を打ちこんだ。
しかしこのころ、アーサーの妻ミーナのもとにドラキュラの手がのびていた。
邸につれ去られた彼女を、生きているうちに救うため後を追った
ヘルシングとアーサーは、ドラキュラを十字架をかざして追い詰め、
朝の神聖な陽光にさらした。数百年の間生き血を吸いつづけてきた
吸血鬼は、太陽の光のもとにみるみる一塊の灰と化し、
ミーナは死の寸前に救われたのだった…
 
ハマー・プロの至極の名作「吸血鬼ドラキュラ」。
ルゴシがドラキュラ像を固めたのなら、クリストファー・リー
それを確たるものにした。どこの国でもドラキュラと言えばリーであり、
映画自体も緊迫感のある脚本がより素晴らしさを感じさせる。
リーのドラキュラはより紳士的に、より獣としての面を強く引き出されている。
あまり関係ない話だが、筆者の母は「吸血鬼ドラキュラ」以降、リーのファンである

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