2009年2月28日土曜日

マッドマン・マーズ

映画「マッドマン・マーズ」に登場。
 
ある森に潜む一家殺人犯。突如として狂ったマーズは
斧で自分の妻子を殺害する。その後村人のリンチにあって
死亡したかと思われていたが、翌日その死体は消えていた。
その後、森でその名を呼ぶと殺しに現れるという噂が、実しやかに囁かれる。
ある日、キャンプファイヤーの焚き火を囲んで怪談話を語る
カウンセラーの男が未だ行方不明の一家殺人犯「マーズ」の恐ろしい過去について話す。
「近くにいるかもしれないから、彼の名前は決して口に出すな!」と
カウンセラーが釘を刺したがそんな事信じていないリッチーは
大声で「マーズ、マーズ出てこい!マッドマン・マーズ!」と叫んでしまった。
そして夜の森の闇に身を潜めていたマッドマン・マーズが
キャンパー達を次々に血祭りに上げていく…
 
1978年の映画「ハロウィン」の成功によりスラッシャー映画が
大量にビデオ店に並ぶ。「マッドマン・マーズ」もまたご多忙に漏れず、
大量生産されたスラッシャー映画の一つである。
さて、そんな映画に出るマッドマン・マーズさん。
とにかくテンポが良い。殺して殺して殺しまくる
その姿は気持ち良いぐらいスピーディデブ不潔なマーズさんだけど、
その辺の殺人鬼が遅々と一人殺すところをポンポン殺っちゃうところが
最大の魅力である。そんなマーズさん。彼にも痛恨のミスがある。
そう、事の元凶であるおちゃらけ野郎リッチーを殺し損なってしまうのだ。
リッチー「マーズって本当に居たんだ!」The endってなんやねん!
映画本編はストーリーは酷いが、展開がとにかく飽きさせない
作りなためラストを覗いて気持ち良いぐらいすっきりした映画である。

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