2008年10月8日水曜日

大悪獣ギロン


映画「ガメラ対大悪獣ギロン」に登場

第10惑星人バーベラとフローベラに飼われていた包丁のような頭の怪獣。
その性格は残忍にして凶暴。ダイヤモンドの100倍の固さをもつ頭で敵を八つ裂きにする。
十字手裏剣を頭から飛ばすことができ、その頭部は宇宙ギャオスの超音波メスを
跳ね返す硬度を持ち、ガメラの甲羅を傷つけるほどの鋭さを誇る。
襲ってきた宇宙ギャオスをズタズタに切り裂くが、肉が臭いので食べなかった。
ガメラと対決し手裏剣でガメラを苦しめたが、ガメラによって頭から地面に突き刺さり
手裏剣発射口にミサイルが刺さり、火炎放射を受けて爆死した。
 
まんまイカなバイラスに続いて、頭がそのまんま包丁という無茶苦茶な怪獣。
昭和ガメラシリーズにおいて、最も戦闘能力の高い怪獣であり
私の知人の指摘によれば「子供にしてみれば刃物は怖いと教育される。
それが怪獣になるんだからたまったもんじゃ無いにきまってる。
怖いものと怖いものが合体して本当に怖くなってよい例である。」とのことである。
そう考えると当時の子どもたちにどれ程の衝撃とトラウマを植え付けたか気になるところである。
そんな恐ろしいギロンだが、ガメラ映画のお約束である無残な死に方は免れなかった。

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