2013年4月21日日曜日

王の公使

ゲーム「Demon's Souls」に登場。

ボーレタリアにデーモンが蔓延る前に現れ、老王オーラントに取り入った男たち。
薄笑いを浮かべた仮面とともに民衆を虐げていたため、憎悪の対象となった。
世界にデーモンの脅威が広がった後も健在であり、ボーレタリアを訪れる者の行く手を遮る。
また双剣のビヨール、辺境卿ライデル、魔女ユーリアを監禁していた。
不気味な笑い声と太った姿が特徴で、ビヨールとライデルからは「ブヨ虫」、「黒ブタ」と称された。
見た目に反して三日月状の刃を持つ長柄の大斧クレセントアクスを振るうほどの膂力を持ち、
遠距離では「火線」を、近距離では「発火」の炎の魔法を使い分ける。
またかつて民衆を虐げたものと思われる鞭を持ち、稀にこれを得物とするものもいる。

今、ソウルが試されようとしているゲーム「デモンズソウル」。
王の公使はゲーム内で雑魚より少し強い程度の敵なのだが、
要所要所で非常に厄介な場所にいたりするので、非常に面倒な相手である。
そしてプレイ中に一番記憶に残るのが、こいつのかなり特徴的な笑い声
ここまで独特で、さらに気持ちの悪い笑い声はなかなかないだろう。
そのこともあってか、関わり合った登場人物のほとんどが蔑みの言葉を言っている。
劇中における独特な彼らの背景は、実はあまりよくわかっていない。
民衆に嫌われていたらしいが、彼らがどうやってオーラント王に取り入ったのかわからず、
彼らもまたソウルに酔っただけの存在なのか、味方かと思われたデーモンに殺される者もいる。
とにかく謎の多い集団である。ちなみに彼らは目があまり良くないのか、
装備品として手に入る「公使の帽子」を被ると、仲間だと勘違いする奴がいる。
筆者が気になったのは、ビヨールの言うブヨ虫は「虫」としてのブヨなのか、
それとも「ブヨブヨ太っている虫野郎」という蔑称の意味なのかはわからない。
あの世界にもブヨは存在しているのだろうか?

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