2009年3月9日月曜日

メディロス(少女)

映画「REC/レック」に登場。
 
悪魔に憑かれた少女(?)。甲高い悲鳴のような声を上げる。
過去「メディロス事件」という悪魔に憑かれる、通称「悪魔憑き」に
関連する事件で保護された人物だと思われる。
彼女の体から検出された未知のウイルス(突然変異した酵素だと思われる)が
「悪魔憑き」の生物学的原因だとされ、非現実的なオカルトと
現実的なウイルスとの関係を証明するためにバチカン市国(ローマ教皇庁)の
エージェントによりそのウイルスを研究すべく誘拐され、
スペインのとあるアパートの一室に監禁された。
治療(拷問に近い)を幾度か繰り返された後、ウイルスが伝染性のモノへと変異してしまう。
少女を誘拐した罪により告発されたエージェントは、
少女の治療を諦め屋根裏部屋へ彼女を幽閉し、ワクチンを作ることなく、
スペインを去ってしまう。そしていつしか時がたち、
何も知らないアパートの住民の一人、イスキエルド老婦人が感染し発症
(飼っていた猫が媒介した?)。アパートの住民の通報により事態を収拾すべく
派遣された警察官2名、消防士2名。その消防士たちへ密着取材にきていた
TVレポーターとカメラマンがアパートを訪れる。
警官の一人が老婦人に噛まれ、アパートはパニック状態になり、
さらに政府によりアパートにいる人間全員は、アパート内へ隔離されてしまう。
政府の命令により予防措置(感染者は全て部屋に閉じ込める、科学者を派遣するなど)をとるが
そして少女ジェニフェルの飼っていた犬が感染しており、
それにより政府がアパートが発生源だとわかったことが
科学者により告げられるとジェニフェルの様態が一変し、
アパート内はさらにパニック状態へ。感染者が次々と増える中、
遂に非感染者はTVレポーターとカメラマンのみとなり、二人は最上階の部屋へと逃げ込む。
そここそがエージェントがいた部屋であり、二人は真っ暗な部屋に残された記録テープや
新聞の切り抜きから、自分たちが巻き込まれた事件の真実を断片的に知ることとなる。
しかし、突然部屋の天井にある屋根裏部屋への扉が開く。
カメラマンはそこをカメラで覗こうとするが部屋に潜んでいた何者かによって
カメラの光源を破壊されてしまう。真っ暗闇の中、メディロスが現れ、
二人は逃げようとするが彼女に気づかれてしまいカメラマンは金槌によって撲殺されてしまう。
レポーターは必死に逃げようとするが倒れ、カメラを落としてしまい、
なんとかカメラを拾おうとするが、部屋に甲高い声が響き渡り、
レポーターは闇の奥へと引きずられていく。
その様を最後までカメラは克明に記録し続ける…
 
久しぶりに怖いと感じた映画「●REC」。少女の発症や
ラストシーンのこれといい、未だに怖気が出る。
果たして「メディロス事件」とは?彼女はどうやって生き延びていたのか?
その後のアパートと感染者は?エージェントはどこへ?
教皇庁はストーリーに関係してくるのか?
続編により謎は全て解き明かされるのか?
(最近こればっかだなぁ)続編には期待大だ。

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