2008年9月27日土曜日

超音波怪獣ギャオス(昭和版)

映画「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」に登場。
 
地溝帯フォッサマグナの地下に眠っていたが、富士山が異常活動をし爆発。それにより復活した。
口から300万サイクルの超音波線を出し、それは何でも切断する超音波メスとなる。
超音波メスを発射して大型ヘリコプターを切断して撃墜、搭乗員を捕食し
やがて夜間に空洞から外へ飛来し、人や家畜を襲った。
首は太く短く、この部分で背骨が二又しているため、首が回らない(その首の骨が超音波の発生源)
頭部からは光のシグナルを発し空腹時は頭部の後ろが緑に、体が危機に陥ると頭頂部が紫に発光する。
光の他に炎も苦手であり胸から黄色い霧を出し、鎮火できる。
また、太陽の紫外線を浴びると体細胞が壊れる性質がある。しかし体の再生能力が非常に高く
切り落とした部位も時が経てば再生される。このような生物は有史以来出現した事がなく
「怪獣類」という他のどの生き物とも異なる分類が提唱されている。
主に空を活動域にしており、地上では比較的緩慢である。他方、ガメラは水中、地上では
自由に動けるものの、空ではギャオスの機動力に及ばないという風に、両者の活動の差が
その戦いに影響を与えている。自衛隊が人工血液でおびき寄せたギャオスを回転盤に乗せて
動きを止めて朝を待つと言う作戦を実行し誘き寄せられたが、しかし半ばで失敗。
そこに現れたガメラと三度目の戦いを繰り広げ、最期はガメラによって富士火口に引きずり込まれた。 宇宙ギャオスという亜種がいる。
 
名実ともにガメラの宿敵ギャオス。筆者がガメラとの血みどろの戦いを観たとき
毒々しい血の色が印象的だった。

0 件のコメント: