2013年6月5日水曜日

ハベルの戦士

ゲーム「DARK SOULS」に登場。

亡者化した為、友人の手により城下不死街と狭間の森の境にある見張り塔に閉じ込められた英雄。
ハベルはグウィン王の古い戦友であり、彼と彼を信奉した戦士たちは「岩のような」と称された。
古竜を裏切った白竜シース、その敵対者でもあったハベルは魔法を嫌い、それに対する手段も怠らず、
奇跡「大魔法防護」をハベルの司祭に伝えている。これは使用者の全身を強い魔法防護の膜で覆って
魔法属性への防御を向上させるものである。後にこの奇跡は白教の都合にあわせて一般化され、
奇跡「魔法防護」としてハベルの司祭のように質実な戦士たちに、魔法に対する手段を与えることとなる。
この英雄が身につけている鎧は岩塊を彫って作られたもので、すさまじい重さと、防御力を誇り、
この鎧に身を包むハベルの戦士は決して怯まず後退せず、敵としたものを必ず叩き潰すという。
正気を失い、目につく者全てを襲う亡者となってもこの英雄の戦法は変わらず、
頑丈な鎧と強固な大盾「ハベルの大盾」によって攻撃を防ぎつつ、巨大な大槌「大竜牙」を持って迫ってくる。
「大竜牙」は朽ちぬ古竜の牙をそのまま武器にしたというハベルの伝説の大槌であり、
その牙は岩よりも硬く、決して折れず、また使用者に魔法と炎に耐える力を与える。
また「ハベルの大盾」は鎧同様に岩塊を彫って作られた伝説の大盾であり、大竜牙と並ぶハベル本人の聖遺物である。
すさまじい重さと防御効果を誇り、さらにはハベルの魔力すらも秘めており、
魔力を開放することで使用者の強靭度を大きく上昇させる効果を持つ。
またこの英雄は「ハベルの指輪」を所持している。その指輪は装備できる重量を増やす効果を持っており、
ハベルを信奉する戦士達が好んで身に付けたと言われている。
この英雄がハベル本人なのか、信奉していた戦士なのかは不明。

序盤で会うことが出来る敵対NPC、ハベルの戦士。道中に会うNPCに一切喧嘩を売らなければ、
劇中初めて戦うことになる敵対NPCかもしれない。ただし未だチュートリアル気分で相手にすると
手酷い一撃必殺をお見舞いされるだろう。道中度々会う黒騎士を除けば、かなり強い部類であるハベルの戦士は
武器防具の中でも、とりわけ優秀な(大竜牙は除く)一式で固めており、ほぼ初期レベルなプレイヤーは
まともにダメージを与えられず、無駄にソウルと人間性を散らす羽目になるだろう。
しかし決して倒せないわけではなく、パリィとスタブを駆使すれば初期レベルでも倒せる。
なんにしろ、適度な大胆さと慎重さがあれば自ずと勝てるはず。
筆者としては黒騎士に次いで、欲しい装備一式(手に入れるのは中盤以降)ベスト2に値する。
ついでにハベルについてだが、ハベルが一体何者なのかは最後までわからない。
グウィンの戦友となっているが、人間なのかはたまた別のものなのか言及されておらず、
ハベルにまつわる品々でも、具体的なことはあまり書かれていない。
わかっていることは信奉者共々「岩のような」存在だったとしかわからない。
こんな謎多き存在であるハベルだが、ゲームの根幹には関わらないため、
劇中では何ら謎が解き明かされることなく、結局謎のままである。

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