2009年9月27日日曜日

巨人ゴーレム

映画「巨人ゴーレム」に登場。

司祭の力により命を持った土人形。
しかし司祭の命令を聞かなくなり、暴れる。
ボヘミアのプラーグではユダヤ人への根強い反感があり、
皇帝ルホイスは彼らに市から退去するよう勅命を出した。
司祭レーフはユダヤの秘法を用いて、
土をこねて作った人形ゴーレムに命を吹き込み、
その活躍によって皇帝に命令を撤回させユダヤの人々を救う。
しかし秘法は悪魔アスタロスの力を流用したものであり、
ゴーレムは悪魔の力により邪な行いを行おうとする。
さらにレーフの弟子が横恋慕からゴーレムを悪用し、
制御が利かなくなって暴れ出したゴーレムは街を混沌に陥れる。
しかし無邪気な子供の悪戯から、胸の六芒星が外れ
ゴーレムは命を失い、街に平和が戻るのだった…

モンゴリアン的風貌且つお相撲さんにしか見えないゴーレムが
大暴れというか色々やらかす映画「巨人ゴーレム」。
無生物に命を与えることをテーマに、パウル・ヴェゲナー
監督し、ゴーレムを演じた。なんにしても後に影響を与えた作品は
結構多く、「フランケンシュタイン」にも影響を与え(特にラストシーン)、
大魔神」もこの影響下に入るだろう。
パウル・ヴェゲナーはこの他にもゴーレム物を製作しているが
現存しているのはこの一作品だとか。
ヴェゲナーが変わり者だったかどうかわからんが
途中途中でなかなか絵になるシーンがあり、ただの変わり者ではなかったはずだ。

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