2009年6月25日木曜日

キラーコンドーム

映画「キラーコンドーム」に登場。

牙の生えた避妊具であるコンドーム。
男性器を噛み千切る恐怖の人工生命体。
ニューヨーク。場末のホテルで女子学生を連れ込んだ
大学教授のペニスが食いちぎられる事件が発生。
32cmの巨根を持つゲイ刑事ルイジ・マカロニは
捜査に乗り出すが、以前に関係を持った男ボブに付け回される。
事件の起きたホテルで男娼である美少年ビリーと
コトに及ぼうとしたところ、突如歯を剥き出した
コンドームに襲いかかられ、片方の睾丸を食いちぎられてしまう。
間一髪で助かったマカロニは、無関心なニューヨーカーを
尻目に睾丸の仇をとるために捜査に執念をかける彼だったが
自宅で入浴しているとボブが鍵を壊し
包丁を持って「私と寝なさい!」と迫ってくる。
しかしマカロニ刑事はボブのバッグに
キラーコンドームがあることに気付き、銃で撃つが
素早く逃げ回るため当らない。そこでガスホースを
ペニスに見せかけてキラーコンドームがくわえたところに
ガスを送り、コンドームを破壊した。
コンドームの死骸を検死に持って行ったところ
キラーコンドームの正体が人造の合成生物だと知る。
事件の背後には天才科学者ボリス・スミルノフ博士なる人物がいるらしい。
そんな矢先、金髪ギャルと一発かまそうとした
大統領候補ディック・マクガヴァンがキラーコンドームの餌食となる。
ここに至って大パニックとなるニューヨーク。
事件を遣い続けるマカロニの前に立ち塞がる
キラーコンドームを操る女性至上主義者の一団。
キラーコンドームは、性の乱れた現代を世直しすべく
狂信的な尼僧により放たれたものだった。
マカロニ刑事は教会の地下室へ潜入するが、
そこには巨大な「マザー・コンドーム」が待ち受けていた。
難を逃れたマカロニは犯人を逮捕し、
ビリーと共に故郷へ戻るのだった…

男性諸君がお世話になる(なっている、または予定)のブツ
H・R・ギーガーがそのまんまにデザイン!
映画「キラー・コンドーム」。
最もアレなデザインのブツなわけですが、
映画自体はなかなかブラックな内容で、飽きさせない出来。
にしても「エイリアン」「スピーシーズ」といい
独創的且つシュールでエロいクリーチャー
作ってきたデザイナー、ギーガー。
シンプルだが、ここまでくるとシュールの極地といえるだろう

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