2009年6月24日水曜日

キラートマト

映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」に登場。

突如として人間を襲うようになったトマトたち。
ゴロゴロ転がりながら移動し、体当たりしてくる。
小型のモノから、巨大なモノまで種類が色々ある。
ある日、突然トマトが街に現れ人を襲うようになる。
無能刑事メイソン・ディクソンが捜査にあたり
血まみれの死体を調べると「これは血ではない」と言って
血のような液体をなめる。
そして真面目な顔で「これはトマト果汁だ」と言った。
政府の極秘実験から生まれた邪悪なトマトの仕業である。
軍隊はこの事態を深刻なものとみて、狭苦しい会議室で会議を開く。
「合体メカ超音波兵器作戦」「ガチョーン作戦」
「プルプルプリッ子プンプン作戦」などと
特異な作戦を考え、会議は混乱する。
とりあえず対トマト用に開発したアンドロイドの
動作テストを行うが、予算不足で片足しか強化できず
ジャンプする際、斜めに吹っ飛び壊れてしまった。
最終的にその道のスペシャリストを召還することに。
メイソンとその相棒であるパラシュートを引きずるフィンレター警部補。
変装のうまい変質者、ステロイドをガブ飲みする東ドイツのオリンピック選手、
水が怖いダイバーの3人。揃いも揃った無能5人組“フィアレス・ファイヴ"は
事件解決に奔走するが、レポーターのルイスの執拗な攻撃にさらされ、
メディアとの闘いも余儀なくされる。
こうしている間にもトマトは人を襲っていた。
ついに政府は強硬手段を取り、軍対トマトの闘いが始まる。
いつの間にか“ジャイアント・シックス"という巨大化したトマトも現れ、
政府の無策ぶりを尻目に、暴れ回った。
戦いによって多くのトマトを倒すが、
街は無能な軍により大きなダメージを負う。
その後、トマト達が人を襲うのはキラートマト革命を目指す
報道官リチャードソンの陰謀によるものだと発覚する。
犯人を倒し、主人公はトマトを制御する方法を知る。
それはものすごく不愉快なバラード「思春期の窓」の
甘ったるい歌詞だった。これを聴いた巨大化したトマトは
通常のサイズまで縮小し、行動不能に陥るのだ。
生き残った人々をスタジアムに集め、トマトをおびき寄せ、
スピーカーから曲を流す。すると巨大なトマトは
標準の大きさまで縮小し、人々はそのトマトを踏みまくる。
一匹だけ耳栓をして生き残ったトマトがいたが、
「思春期の窓」の譜面を見せると縮小する。
ついに最後の一匹を倒し街に平和が訪れる。
だが、突如としてニンジンがにょきっと畑から出て
「よし、俺達の番だ」と喋るのだった…

アターック♪オブザキラー♪トメェト♪」の曲が
耳に残る?映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」。
あまりのヘンテコぶりにカルトとなった、伝説的クソ映画である。
そのヘンテコぶりが笑えると思う。
そしてこのトマト。大なり小なりの大きさで
ピーッ!」「ピギャーッ!」と奇声を上げながら
転がりながら襲い掛かる。どうして人間が
トマト程度に殺されてしまうのかは不問にしてくれ
そしてこの映画、続編が四作も作られており、
何故か異様なほどクリーチャー化した善玉トマトが
活躍したりする。

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