2009年6月25日木曜日

ピラニア

映画「ピラニア」に登場。

米軍によって改良され、
強烈な飢餓感の赴くがまま
あらゆるものを喰い散らかす肉食魚。
テキサスの山の中、夕方になって道に迷った
10代のアベック・ハイカーが、
とりあえず夜営する場所として
朽ち果てた軍の研究所跡らしい建物を見つけ出す。
都合のいいことにそこにはプールがあり、早速飛びこむ2人。
しかしその瞬間得体の知れない激痛に襲われ、
2人はもがき苦しんであげく息絶えてしまう。
数日後、不明のハイカーの捜索を依頼された
美人の家出人捜査官マギーが一帯の名ガイドである
山男ポールに協力を依頼しに山にやってくる。
2人は近くの山中を探索したのち、研究所を見つける。
不気味に澱んだプールが気になったマギーが
プールの放水パイプを回した瞬間、何者かに襲われる。
しかし、男はポールに殴り倒され、逆に気を失う。
意識を回復した男は、ロバートと名のり、
軍の依頼で食肉魚ピラニアの新種開発を続けていた
生物学者であったことを告白する。
彼は、ベトナム戦争が終結し開発が中止されても
研究に対する興味からそのままひとりで研究を続け、
凶暴な人喰い猛魚を生み出してしまったのだ。
その悪魔の魚が一般河川に飛びだし、
人畜に危害を加えようとしていた。ポールら3人は
下流ダムの放水にストップをかけるためロスト・リバーに
イカダを乗り入れる。しかし、ピラニアの勢力は一向に衰えず、
釣りをしていたポールの友人ジャック、
ついで、カヌーで川下りをしていた親子連れを襲い、
ますますその威力を増していった。
やがて、州の軍隊がダム周辺に終結し、
指揮官ワックスマン大佐と政府科学者メンジャース博士は
ダムを完全に封鎖し、毒薬を流すことで絶滅させようとする。
しかしピラニアが支流に逃げこむ可能性があると考えた
ポールは、軍の作戦に反対するが、作戦洩れを
恐れた軍は逆にポールとマギーを逮捕拘留してしまう。
ロスト・リバーの下流や、さらに下流のアクアリナ、
スプリングスには何も知らない観光客たちが
レジャーを過ごしている。知恵をしぼって脱走した
ポールとマギーは下流へ急ぐが、その時すでに
ロスト・リバー流域は阿鼻叫喚のるつぼと化していた。
その後、ポールとマギーの活躍によって事件は解決したかのようだが…

ジョーズ」の正統?な姉妹篇ともいえる映画「ピラニア」。
ジョーズ」以来、世界に安全な場所はなくなったわけだが
それはさておき、この映画はバッタモンの中でも
結構面白い。監督はジョー・ダンテ
最近は不発が多いダンテ監督だが、
初期作品は脚本もしっかり、芸の細かさに定評があり
本作も他の映画と違い、ロブ・ボッティンのデザインした
ピラニアの姿がバッチり映している。
あとこのピラニア君海水でも寒いところでも
OKとかなり品種改良されており、
それが映画の出来を納得できるものにしている?

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