2009年6月25日木曜日

ウォービースト

映画「デスマシーン」に登場。

狂った天才科学者ジャック・ダンテにより
製作された、究極の殺人兵器。
巨大な牙で何でも噛み砕く顎と
何でも切り裂く巨大な爪がついた強靭な腕を持ち、
ターゲットに襲い掛かる。
近未来、ロサンゼルス。
武器製造会社チャンクは、秘密裏に違法な兵器開発を続けていた。
しかし、人間から記憶も恐怖心も奪い、究極の兵器にしようという
そのハードマン計画は、失敗続き。
社内には失敗を指摘し中止を求める声もあったが、
兵器の納入を迫られ焦るスコット・リドリーに中止の意思はない。
内情を知らず、情報公開を求める新任の女社長ケイルを
いつしかリドリーは邪魔な存在と感じ始める。
ケイルはプロジェクトの技術責任者ダンテを解雇しようとする。
ダンテは、天才的な頭脳の持ち主だったが、
世界破壊願望のある異常者でもあった。
姿を見せないダンテに、豪を煮やしたケイルは
リドリーのカードを盗み、ダンテのいる10号倉庫を訪ねる。
そこにいたダンテは彼女の事を知らない風を装っていたが、
実は彼女をモニターで観察し続けていた。
ケイルに執着するダンテは、彼女を殺そうと計画する
リドリーにむけて、自らが開発したマシーンを放った。
ビルの中で、まるでホウジロサメに
襲われたかのような、死に様のリドリー。
二つの死にダンテの影を感じ取ったケイルは、
ダンテのIDを削除し、解雇を強行。
そのことに気づいて激昂したダンテは
彼女に銃を突きつけたが、ちょうどその時、
チャンク社に強盗に入った3人組の男たちが現れる。
彼らは平和主義の環境保護団体だった。
社長のケイルは断固として協力を拒んだが、
閉鎖された10号倉庫を開けさせるため、
ダンテは男たちを案内をしようと言い出す。
再び究極の殺人兵器のコントローラを手ににしたダンテ。
マシーンは新たなターゲットを認識する。
強盗の一人が瞬く間に殺され、ケイルたちは
巨大なマシーンに追い回される。
仕方なくケイルと強盗たちは手を組むことに。
最後はなんとか殺人兵器を撃退できたのであった…

エイリアン」と「ターミネーター」を
闇鍋状態にしたイギリス映画「デスマシーン」。
この映画の見所は、スコット・リドリー、
ジョン・カーペンターライミユタニウィランドなど
どっかで聞いたことのある名前の登場人物がチラホラ。
とまぁ、色々な映画をリスペクトだけじゃなく
著名人をもリスペクトという珍作。
しかし、これが結構面白い。肝心のウォービーストも
なかなか愛着溢れる(?)デザインで豪快に動いてくれる。
監督は後に「ブレイド」を監督するスティーヴ・ノリントン。
実は大作作るよりも、インディーズ映画撮った方が
上手い人であると筆者は思う。

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