2009年5月30日土曜日

バルバトス・ゲーティア

ゲーム「テイルズオブデスティニー2」に登場。

「英雄」を恨み、「英雄」と称される者を
ことごとく殺害しようとする狂戦士。
「噛み付く悪魔」を意味する巨大な斧「ディアボリックファング」を
片手で振るえるほどに鍛え抜かれた肉体美を誇り、
スタン、ルーティ、フィリア、ウッドロウの前に姿を現し、
その凶刃と圧倒的力量を振るう。 晶術の一つ一つに
「灼熱の - 」「殺戮の - 」といった枕詞を付ける嗜好がある。
その正体は、エルレインの神力で蘇った第一次天地戦争時代の地上軍の軍人。
後にソーディアンチームに選抜されたディムロス以上に有能な戦士だったが、
その冷酷かつ残忍な性格からくる凄惨な戦い振りが災いし、
ディムロスのように「英雄」と称えられることは無く「反逆者」となり、
ディムロスへの対抗心とアトワイトを得たいがため、
地上軍を裏切り、ディムロスによって処刑される。
「英雄」に対する激しい憎悪は「英雄」に見合うだけの
力量と才覚を持ちえながら「英雄」と称えられることなく
果てた無念の裏返しによる。「英雄」の座を渇望するその姿は、
カイルに通じるものの本来の目的は「戦って死ぬ」ことである。
死後、世界を変革するためにエルレインの手によって復活させられた。
しかしながら完全にエルレインの配下というわけではなく、
「英雄を抹殺する」ことを目的として時空を飛び回る。
そしてカイルが幼いころに「四英雄」と称された
スタンとルーティの前に現れスタンを殺害。
さらに現代に現れスタンたちの仲間で「四英雄」の一人である
フィリアを殺害しようとするがカイルたちに阻まれ失敗。
それからは過去へと飛んで天地戦争の結果を変えてしまい、
改変現代ではエルレインとともに世界を救った「英雄」と称され
四英雄の存在も消してしまった。 そしてディムロスの元に現れて
彼を退き、彼の恋人であり想いを寄せていたアトワイトを誘拐。
ディムロスを罠にかけて殺そうとするが、罠にかかったのはカイルたちであり、
そこにディムロスとハロルドの邪魔が入ったため失敗。
その後もカイルと戦うが負けが続き、現代から18年前にスタンたちが
戦っていた時代のダイクロフトへ逃げる。
そこでスタンたちの前に立ちはだかるも、カイルとスタンによって退けられる。
墜落するダイクロフトの動力源である巨大レンズ「神の眼」の前で
地上人とカイルたちを道連れにしようとするが敗北。
「塵に還るのに貴様らの手は借りん」と言い放ち「神の眼」の上まで
自分の体を運びそのエネルギーで消滅した。
しかしこの行動がエルレインにも影響を及ぼし
彼が外殻大地を墜落させて人類を道連れにしようとしたことから、
巨大隕石の「神の卵」を落とし、そのエネルギーで神の誕生と同時に
人類を滅亡させ、新たに生まれた人類を幸福に導くという計画を企てる。
最終的にカイルたちに神の誕生が阻止されたため
彼がこれまで関与してきた歴史も修正され、彼に殺害された
スタンを始めとする英雄も蘇った。

一瞬で終わる。耐えぬほうが身のためだ…
アイテムなぞ使ってんじゃねえ!
軟弱者は消えうせろ!
縮こまってんじゃねえ!
男に後退の二文字はねえ!
俺の背後に立つんじゃねえ!
回復晶術だと?貧弱すぎるわ!
術に頼るかザコどもが!
いつまで術に頼るか!
微塵に砕けろぉ!
死ぬかぁ!消えるかぁ!土下座してでも生き延びるのかぁ!
貴様の死に場所は!ここだぁ!ここだ!ここだ!ここだぁぁぁ!

さぁ!見せてもらおうか!貴様らのもがきとやらを!
さぁ!来いよ!貴様ら全員、微塵斬りにしてやるぜ!
今日の俺は紳士的だ。運が良かったな
貴様らはぁ、俺の最高の玩具だったぜぇ!

若本則夫 氏の名演あって悪鬼羅刹っぷりが凄まじいバルバトス。
初回戦闘の「何をしても絶望」じみたカウンター攻撃が
あまりに鬼畜なため、攻略意欲を失わさせられる、ド派手な悪党でした。

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