2013年4月21日日曜日

二郎と三郎

漫画「殺し屋1」に登場。

6年前に解散した九州の悪名高き暴力団「阿籐組」の残党の双子。
同じく阿籐組組員だった垣原に呼ばれ、対イチ用の助っ人として歌舞伎町に来た。
二郎は人体を素手で引き千切るほどの怪力の持ち主で、三郎はドスの名手。
双子ゆえの不思議な感情をお互いが持っており、些細なことで競い合っては
手が付けられない兄弟喧嘩に発展する。本来は三つ子で、一郎という長兄がいたが、
過去に些細な喧嘩が原因で二郎・三郎に殺害されている。
また垣原の顔の傷と裂けた口は過去に彼らがつけたものである。
画像の左が三郎、右が二郎

極悪な双子、二郎と三郎。主役である異常性癖者二人に負けず劣らずの存在感を出しており、
あちらが異常性癖なら、こちらは純粋な暴力の塊。
兄弟同士仲が良さそうに見えるが、実際はライバルのような関係であり、
イチに二郎を殺されたときの三郎は「俺が殺すつもりだったのに!」と怒り心頭。
比較的女性に対しての暴力は少なめなイチと垣原に比べ、女性に対しても一切容赦がなく、
心の赴くままに悪徳の限りを尽くす。しかしそんな凶暴な彼らもイチと垣原には
終盤は呑まれっぱなしであり、イチにあっけなくやられてしまう。
異常と純粋では、異常に勝るものなしといったところだろうか。

1 件のコメント:

後藤 さんのコメント...

昇と龍の拷問シーンほんとトラウマ