2009年8月17日月曜日

人喰いネズミ

映画「人喰いネズミの島」に登場。

遺伝子学者たちが生物の縮小の実験の結果、
誤って産み出された貪欲な巨大ネズミ。
非常に凶暴で、牙には猛毒を持つ。
船長のスローン・シャーマンと黒人の乗組員グリズウォルドは
船でとある島へと物資を運んでいた。
何かの研究をしているミロ・クレイグス博士に
生活物資を運ぶのが今日の仕事だった。
島に到着した二人はさっそく物資を運び込もうとする。
その二人の前に現れたのは、クレイグス博士とその娘のアン、
そしてなぜかライフルを持つ助手のジェリー・ファレルだった。
クレイグス博士は二人に物資の搬入が終ったらアンを連れて行ってくれと頼む。
しかしシャーマンは天候が悪くなっているので、船を出すわけには行かないという。
とりあえずシャーマンは博士たちの研究所へ行くことになった。
その間、グリズウォルドは船の見張りに。
研究所への道すがら、一行の不穏な空気にシャーマンは戸惑いを感じる。
研究所に着くとクレイグスと同じ科学者のラダフォード・バイネス博士、
そして下男のマリオが待っていた。
客をもてなし、楽しげに酒宴を挙げる一行。
この間にもハリケーンは勢力を増していく中、
船に残っていたグリズウォルドは船体をロープで固定していた。
そこへ巨大ネズミが現れた。巨大ネズミから逃れようとするが、
あえなく喰われてしまうグリズウォルド。
一方、船の様子を確かめに戻ると言い出すシャーマン。
するとアンが拳銃を突きつけ、彼をその場に留めさせる。
アン曰く、博士たちの研究の過程で生まれた夥しい巨大ネズミが
島中に蔓延っているという。しかし巨大ネズミは泳げないので
他の島に行く危険はなく、しかも数日すれば共食いを始めるという。
研究の秘密が漏れないことで楽観的になる博士たちの考えとは裏腹に、
研究所へ押し寄せてきていた巨大ネズミ。
研究所で篭城することになり、見張りをたてて、夜を過ごすことになる。
しかし油断していた隙に侵入してきた一匹のネズミ。
ネズミは射殺されるが、マリオの足に噛み付き、
マリオは牙の猛毒から口から泡を吐いて死んだ。
ようやく夜が明け、ネズミたちの姿が見えないので
シャーマンとジェリーが船に戻って安全を確かめてから、
残る人々に合図することとなった。
ライフル抱えてシャーマンの後を歩くジェリー。
研究所から見えないところに来たと分かるやいなや、
ライフルをシャーマンに突きつけるジェリー。
ジェリーはアンを愛していたが、アンがシャーマンに傾いているのが
気に喰わなかったのだ。シャーマンはなんとかライフルを奪い、
ジェリーにライフルつきつけて、船着場までやってきた。
グリズウォルドを探すが見当たらず、そこには無残に噛み裂かれた
グリズウォルドの衣服だけが残っていた。
研究所へ戻った二人。一行は今後の対策を練ることに。
しかし、ネズミたちが研究所に穴を開け侵入してくる。
ソファーや机で穴を塞ぐが、ついにラドフォードがやられ
さらに続く巨大ネズミの侵入。生き残った四人は外に逃げ出す。
庭に研究で使ったドラム缶があり、四人はこれを被って
ネズミたちの驚異から逃れようとする。
だがジェリーだけ怖気づいて、三人が逃げ出しても研究所に残ろうとする。
しかし恐怖に耐え切れず研究所から飛び出す。
しかし、あっという間に巨大ネズミに襲われてしまう
一方、ひたすらに海を目指す三人はネズミたちの執拗な襲撃から逃れ、
無事、船に乗ることに成功する。
三人はあとはネズミたちが共食いするだけだろうと安堵するのだった…

どうみても犬に被り物させただけ…映画「人喰いネズミの島」。
これほどビジュアルショックな巨大ネズミはいないだろう。
犬にネズミ様の耳と尻尾を付け、毛皮を被せて
「人喰いネズミ」…う~ん、素晴らしい(笑)。
監督はモノホンの蜥蜴を使ったことで有名な「黒蜥蜴の怪」のレイ・ケロッグ
さすがモノホン志向の監督だ。
、じゃなくて巨大ネズミと人間を同一ショットで撮るとは
その辺の監督はやはり一味違うぜ!

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