正式名称はアンドロメダ菌株(ストレイン)。
落下した衛星に付着していた、結晶型の微生物。
感染すると血液を粉末状にするほど凝固させてしまう。
その形態と機能は謎に満ちており、コンピューターで
分析した際には、解析不能コード「601」が表示された。
ニュー・メキシコの小部落に落下した衛星を回収にいった
陸軍の兵士たちは、部落にふみ込んで一瞬息を呑んだ。
あたり一面に住民の死体が転がっているのだ。
一方、本部では、部落の異常を伝える兵士の声が
突然悲鳴に変わり、電話が切れてしまった。
急遽、非常体制をとり、待機していた4人の科学者を動員して
ワールドファイア計画を発動させた。
代表4人はストーン博士、ダットン博士、ホール博士の3人に、
女性のルース・レービット博士を加えた、アメリカの最高権威であった。
現地に飛んだストーンとホール博士は、住民たちの急死は、
衛星の中の微生物が住民たちを襲ったためと断定したが、
生物の正体には見当もつかなかった。
さらに不可解なのは、住民たちの中の2人だけが生存していたことである。
地酒の好きな老人ジャクソンと、乳飲み児の2人だった。
超近代的な研究所で、衛星と2人の生存者を研究資料に、
博士たちの必死の研究が始まった。科学者はその微生物を
“アンドロメダ・ストレイン"と名づけ、
コンピューターを主にした各種装置を駆使して、
アンドロメダの分析研究は着々と進められたが、
依然、撲滅のための手掛かりは何もつかめなかった。
ホール博士が医学研究員のミス・カレンと乳飲み児の
反応検査をしていたとき、突然ランプがつき、
けたたましい“汚染"のアナウンスが所内を流れた。
汚染したのはダットン博士の研究室で、ダットンは
ガラス越しにストーン博士に励まされながら真青な顔をしていた。
ホールは、今までの研究結果から、地酒を浴びるほど
飲んでいた老人の酸性と、1日中泣きづめの乳飲み児の
アルカリ性の相反する2つが、彼らをアンドロメダの魔手から
救ったと直感していた。彼はダットン博士の研究室の酸素供給をとめ、
ダットンに激しく呼吸させるようにした。
ホールの博打は成功し、ダットンは一命をとりとめた。
アンドロメダは酸素を好物としていたのだ。
しかし、直後に今度は研究所の自爆装置が作動し始めた。
汚染が規定以上に達すると、自動スイッチがはいり、
5分後には研究所が核爆発で吹っ飛ぶように設計されていたのだ。
さらに核爆発が却ってアンドロメダの成長を助長すると気づき、
地下1階にある自爆装置を解除するため、ホールはキーを持って向かった。
しかし作動と同時に各階のドアが自動的に閉まり、
ホールは管制室にいるストーン博士の指示に従いながら、
中央室空洞(コア)を登って任務を果たさねばならなかった。
困難な作業であったが、ホールはレーザー光線に頬を焼かれながらも、
やっとのことで辿りつき、間一髪で自爆装置を解除した。
一方、アンドロメダは突然変異を起こして無害となり、
酸素の薄い上層の大気へと上昇し、直に死滅するという…
伝染病の恐怖がここに!!映画「アンドロメダ…」。
プリズムのような細菌の形状がレトロと同時に
色褪せない緊迫感、恐怖、奇怪さを与える。
今じゃ本当に未曾有の伝染病が流行り始めているから
笑えなくなってきているが、まぁ映画と同じように大丈夫でしょう。
ワールドファイア計画を発動させた。
代表4人はストーン博士、ダットン博士、ホール博士の3人に、
女性のルース・レービット博士を加えた、アメリカの最高権威であった。
現地に飛んだストーンとホール博士は、住民たちの急死は、
衛星の中の微生物が住民たちを襲ったためと断定したが、
生物の正体には見当もつかなかった。
さらに不可解なのは、住民たちの中の2人だけが生存していたことである。
地酒の好きな老人ジャクソンと、乳飲み児の2人だった。
超近代的な研究所で、衛星と2人の生存者を研究資料に、
博士たちの必死の研究が始まった。科学者はその微生物を
“アンドロメダ・ストレイン"と名づけ、
コンピューターを主にした各種装置を駆使して、
アンドロメダの分析研究は着々と進められたが、
依然、撲滅のための手掛かりは何もつかめなかった。
ホール博士が医学研究員のミス・カレンと乳飲み児の
反応検査をしていたとき、突然ランプがつき、
けたたましい“汚染"のアナウンスが所内を流れた。
汚染したのはダットン博士の研究室で、ダットンは
ガラス越しにストーン博士に励まされながら真青な顔をしていた。
ホールは、今までの研究結果から、地酒を浴びるほど
飲んでいた老人の酸性と、1日中泣きづめの乳飲み児の
アルカリ性の相反する2つが、彼らをアンドロメダの魔手から
救ったと直感していた。彼はダットン博士の研究室の酸素供給をとめ、
ダットンに激しく呼吸させるようにした。
ホールの博打は成功し、ダットンは一命をとりとめた。
アンドロメダは酸素を好物としていたのだ。
しかし、直後に今度は研究所の自爆装置が作動し始めた。
汚染が規定以上に達すると、自動スイッチがはいり、
5分後には研究所が核爆発で吹っ飛ぶように設計されていたのだ。
さらに核爆発が却ってアンドロメダの成長を助長すると気づき、
地下1階にある自爆装置を解除するため、ホールはキーを持って向かった。
しかし作動と同時に各階のドアが自動的に閉まり、
ホールは管制室にいるストーン博士の指示に従いながら、
中央室空洞(コア)を登って任務を果たさねばならなかった。
困難な作業であったが、ホールはレーザー光線に頬を焼かれながらも、
やっとのことで辿りつき、間一髪で自爆装置を解除した。
一方、アンドロメダは突然変異を起こして無害となり、
酸素の薄い上層の大気へと上昇し、直に死滅するという…
伝染病の恐怖がここに!!映画「アンドロメダ…」。
プリズムのような細菌の形状がレトロと同時に
色褪せない緊迫感、恐怖、奇怪さを与える。
今じゃ本当に未曾有の伝染病が流行り始めているから
笑えなくなってきているが、まぁ映画と同じように大丈夫でしょう。
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