2009年4月7日火曜日

ハリー・ラック

映画「荒野の七人」に登場。

クリスの旧友で山師。金の匂いを嗅ぎつけ、自分から仲間に加わる。
クリスが20ドル程度で護衛の任に就くとは思わず
「実は物凄い報酬がある」と思い込んでおり、
よく村人に鉱山のありかを尋ねる。
7人の中で一番現実的且つドライな性格で、 村を追われたときは
一旦6人と袂を分かつが、結局最終決戦では彼らの元に駆けつける。
しかし落馬の隙をつかれて銃弾を受け、クリスに見取られながら7人最初の犠牲者となる。
今際の際まで報酬を気にかけており、「村には50万ドル相当の金があり、分け前は1人7万ドル」という
クリスの心遣いから出た嘘を聞いて、「来て良かった」と満足しながら息を引き取った。

ブラッド・デクスター演じる七人の中で
一番悪人っぽい男ハリー・ラック。
旧友がただ働き同然の報酬で護衛を受けるわけがなく“でかいヤマ”と信じる。
こうやって書くと悪人然とした様子。もちろん村民が契約を反故に
するやいなや、すぐさま別れを告げる。 だがなんだかんだで彼も、
良心の呵責(報酬も含め)を無視することができなかった、
良いお人よしでもあることも忘れてはいけない。

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