2009年4月16日木曜日

ファイド

映画「ゾンビーノ」に登場。

ロビンソン家が飼っている心優しきゾンビ。
ファイド(FIDO)とは犬の一般的名前であり、ラテン語で「忠実な」の意味。
かつて宇宙からの放射線の影響で死体がゾンビとなり人々を襲う事態が発生。
人間とゾンビとの一大戦争が巻き起こった。しかしゾムコン社がゾンビを
おとなしくさせる首輪を発明し、それから人々が安心して暮らせるようになり、
地球に平和が戻った。それから数年後の小さな街ウィラード。
ウィラードに住む少年ティミーはそんな社会に疑問を感じ、友達をつくらずに独りで過ごしていた。
ある日、ティミーの母親ヘレンがご町内の風評を気にして、最近流行のゾンビを買ってしまう。
最初は頑なティミーだったが、いじめっ子から助けられたのをきっかけに
キャッチボールを通じてゾンビと仲良くなったティミーは
ゾンビを家族の一員と考え、「ファイド」と名付ける。
しかし首輪が故障し、ファイドが近所のお婆さんを食べてしまう…

過去、ゾンビ映画で心あるゾンビと言えば「バブ」がいた。
そして現在。また新たな「」あるゾンビが登場した。
それがファイドだ。ファイドは当初、首輪に制御させられる
所謂ロボットのようなゾンビだが、ティミー少年との交流により
人(?)としての心をもち、閉鎖的社会の巨悪(?)と戦うことになるのだ!
いつかは誰かがやると思われたことだったが、遂にそれが為された。
こういうほのぼの(?)したゾンビ映画もたまには良いな。

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