2008年12月6日土曜日

ハーゲンタフ

映画「バタリアン」に登場。
 
「トライオキシン245」の効力によって蘇生した死体。
ユニーダ医療会社が医学用に保管していた死体であり、冷凍室で蘇生。
冷凍室の中で暴れていたので、社員であるフランクとフレディ、
バート社長が始末しようとするも、ゾンビ映画の定説である「脳を破壊」しても
死なず手足をバラバラにしても切断された各部位が勝手に動き続ける。
秘密裏に処分すべく、バラバラになっても生きている体を
葬儀場の主人アーニーに頼み焼却する。
だが、葬儀場の煙突から昇る煙の灰には「トライオキシン」が含まれており
それは空高く舞い上がると雨雲に混じり、雨となって地表に降り注ぎ
汚染された雨により近くの墓場に埋葬された死者たちが蘇ってしまい
焼却したことが裏目に出てしまう。
(名前は日本の配給会社である東宝東和が勝手に命名したものであり、劇中では呼称されていない。名前の由来はハゲでタフだから)
 
「バタリアン」ではタールマンやオバンバばかり目立っているが
彼のことも忘れてはいけないと思う。
なんといっても彼の存在は「バタリアン」が他のゾンビとは違うということを
文字通り体で証明してくれており、とても作品に貢献(?)しているのである。

0 件のコメント: