2008年12月5日金曜日

柿崎 憲(かきざき けん)

漫画「野望の王国」に登場。
 
川崎中央警察署長。30歳、東大法学部卒。
性格は冷酷残忍であり、自分を邪魔するものは誰であろうと
持ち前の権力と実践力で抹殺する。国家公務員上級試験をパスした後、
警察庁に入ったエリート官僚である。大蔵省に入らなかったのは、
「警察こそは日本最大の暴力機構」という国家権力をより直接的に
利用できると考えたためであり、日本最大の暴力機構である警察を掌握し、
日本を支配する野望に取り憑かれている。
射撃の腕前は抜群、射撃の優秀な警察官を集めて
「柿崎親衛隊」を組織する等、人心掌握術に長けており、
車の運転技術にいたっては国際A級ライセンス保持者と互角以上である。
あくまでもエリートコースの腰掛として川崎中央署の署長に就任、
単なる点数稼ぎで橘征二郎を逮捕したものの、
橘征二郎の圧倒的な力の前に敗北。
この一件でプライドをズタズタにされた為に、橘征二郎邸の家宅捜索で
覚せい剤を発見(実際は柿崎が持ち込んだもの)して逮捕した。
しかし赤寺十朗の仕組んだ「川崎大騒乱」と言う策略の前に敗北。
征二郎の命令に従った赤寺に強姦される破目となる。
その後、貞操を失った恨みも加わり征二郎を心底憎むようになった。
そのため、「征二郎を倒す」と言う征五郎・片岡との共通の目的から、
二人と裏で手を握った。しかし最後の土壇場で征五郎の仕掛けた罠にはまり、
橘征二郎を公衆の面前で銃撃してしまう。
エリート警察署長から一転して凶悪犯となってしまうが、
重症の征二郎の息の根を止めるため銃撃事件をはじめとする
さまざまな凶悪事件を引き起こした。一旦は逮捕されるものの、
警察病院から拘置所に移送中に起きた事故(実際は過去の関係を話されることを
恐れた征五郎が実行した暗殺作戦)を利用して脱走。
日本最大の黒幕、大神楽了造に気に入られ、その側近となってからは、橘組壊滅に突き進む。
 
ノーコメント。敢えて言うなら、この男冷酷、凶暴、残虐、凶悪、残忍etc.につき
ただただ、強い。あらゆる面において。ムスカは確かに有能な策士だったが、
この男はそれに悪という悪を捻じ込んでできあがっている。
策士」の定説をあらゆる面で逸脱、超越、破壊しており
その圧倒的な存在と力は、バケモノを超越したバケモノ級という
半端な段階ではなくホラー映画や初代ゴジラ、GMKゴジラが与える
恐怖と同じものを出している。

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