2009年3月25日水曜日

名無し(モンコ)

映画「夕陽のガンマン」に登場。
 
若い名無しの賞金稼ぎ。仇名でモンコと呼ばれており、
名無し(ジョー)と同一人物かは不明。モンコ(monco)とは、
彼が銃で撃つとき以外右手を使わず、日常のことを全て左手で
行うことに由来し、イタリアのスラングで「不具者」「片端」を意味する。
凶暴なギャング、エル・インディオを首領とする無法者たちが
インディオを牢獄から出そうと計画を立てる。
それを追う二人の賞金稼ぎがいた。早撃ちの名人である若手のモンコと
狙撃の達人であるモーティマー大佐だ。当初、この二人はお互いを知らなかったが、
共通の目的であるエル・インディオの首。これが二人を出会わせた。
二人はインディオの手下が大勢いることを考え、お互いに協力することに。
インディオの賞金は二万ドル。大佐にインディオはやり、
モンコは手下たちの賞金で山分けだ。このときインディオは牢獄を脱走し、
仲間と一緒にエル・パソの銀行を襲撃する計画をねっていた。
これを知った二人は、一人がインディオの仲間に潜入し、手引きをした末に
彼を殺すことにきめた。そしてモンコが潜入する役を引きうけることになった。
手土産としてインディオの仲間を脱獄させ、うまくインディオ一味に
加わったモンコは内部から、大佐は外からインディオを倒すことに
手はずをととのえた。ところが銀行襲撃のあまりの鮮やかさに計画は失敗。
しかたなく一味のアジトであるメキシコの小さな村へ潜入し、
大佐も一味の仲間になろうとする。銀行の略奪品をちょろまかして、
一味を疑心暗鬼にさせて内から瓦解させる予定だったが
インディオに気づかれてしまい、二人は捕らえられてしまう。
激しいリンチの後、インディオはさらなる策略を練っていた。
二人を逃がし、自分の手で仲間を殺して、二人の所為にし
その上で二人を殺そうというのがインディオの考えだった。
しかし、仲間の一人がその策略に気づき、インディオは捕らえられる。
そして二人を殺そうと一味は襲い掛かるが、二人の銃弾により
片っ端から皆殺しになる。大佐はインディオを追い詰め、
「自分のことを覚えているはずだ」と叫ぶ。インディオは大佐の妹の仇だったのだ。
だが逆にインディオに追い詰められる大佐。懐中時計のオルゴールが
鳴りやめば大佐の命は消える。このときモンコがあらわれ、
強制的に正々堂々の決闘が行われることになった。
オルゴールが鳴り止んだ瞬間、倒れたのはインディオだった。
モンコに感謝した大佐は、賞金の山分けを辞退する。
モンコは望みどおり、すべての賞金を頂だいすることになり、
一味の死体とともにその場を去る…
 
モンコさんカッケェー!「ドル箱」シリーズ第二弾!
脇を占める、クリーフや悪党インディオを含め名優が揃い踏み
そんな中でのアウトローたちの銃撃戦や駆け引きが最高にイケてる!
こんときのポンチョ姿も葉巻を燻らし姿も、カッコよすぎる!
前作と同一人物なのかがわからないところミステリアスで
やはり良すぎる!筆者、「良」の言葉しか出ません!!!!!

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