名無しのガンマン。トゥッコから愛称でブロンディーと呼ばれ、意味はその金髪に由来する。
ジョーやモンコと同一人物かは不明。賞金稼ぎだったが、
トゥッコと出会ってからは賞金詐欺に鞍替えした。
南北戦争末期のニューメキシコ。ブロンディーとトゥッコの二人は
コンビを組んで賞金をかせいでいた。賞金首であるトゥッコが罪を犯し、
それをブロンディーがとらえて賞金をうけとりトゥッコが絞首刑に処される瞬間、
ブロンディーが縄を撃ちきって救い出す、といった方法だ。
これを何度も繰り返すことで賞金は上がり続け、彼らは荒稼ぎしていたのだ。
だが、この商売も次第に先が見えてきた。ブロンディーはこれ以上やっても
賞金が上がらないだろうと言い、トゥッコを荒野に置き去りにして去る。
怒ったトゥッコは復讐を誓い、荒野を生き延びる。
そしてブロンディーを盗んだ拳銃で脅し、荒野を歩かせて死なせようとする。
そこに南軍の兵士の死体を乗せた馬車が通りかかる。
馬車には金貨を隠した墓地を知っている瀕死の眼帯の男ビル・カーソンが乗っており、
隠し場所の在り処を教える代わりにトゥッコに水を求めた。
トゥッコは水を取りに行ったが、戻ってくるとすでにビルは死んでおり
トゥッコは墓地の場所を教えてもらっていたが、どこの墓石に埋めてあるのかを
教えてもらえずじまい。だがブロンディーは墓石の名前を知っているという。
墓地の場所をトゥッコが、墓石の名をブロンディーが知っているということで、
二人は相棒になるしかなかった。トゥッコはビルの着ていた南軍の軍服と眼帯をまとい、
死にそうなブロンディーにも南軍の軍服を着せ、聖職者である兄の下に担ぎ込む。
回復したブロンディーとトゥーコは南軍の馬車で出発するが、
北軍の捕虜となり、収容所にぶち込まれる。その収容所には二人よりも
先に隠した二十万ドルをさがしていたセサンテ(エンジェル・アイ)がおり、
北軍の下士官となり収容所に潜り込んでいたセサンテは
ビルの軍服を着ていたトゥッコをリンチし、ブロンディーが情報を持っていることをはかせ、
ブロンディーと手下を連れて金貨探しに出発する。
収容所から移送される列車から脱走したトゥッコはブロンディーと合流し、
二人はエンジェルの手下を撃ち殺すが、エンジェルは逃れる。
その後トゥッコとブロンディーは南北両軍が橋を巡って争う戦場にたどり着き、
北軍に捕まる。二人は咄嗟に北軍の志願兵を名乗る。
延々と繰り返される戦争に厭きた北軍大尉の願いもあり、
二人は橋にダイナマイトを仕掛けて爆破する。その間際、お互いに
トゥッコは墓地の場所(サッド・ヒルの墓地)、ブロンディーは墓碑の
名前(アーチ・スタントン)を告げる。両軍が去ったあとで二人は川を渡るが、
南軍側の陣地は死屍累々たる有様だった。若い兵士が瀕死の状態だったので
ブロンディーが介抱する。トゥッコは隙をついて先駆けしようとするが、
それを見越したブロンディーの砲撃を受けながらも墓地にたどり着く。
トゥッコは墓を見つけて素手で掘り返すが、ブロンディーが銃口を向け、
シャベルを投げトゥッコに掘らせる。トゥッコがシャベルで掘り返しているとき、
そこにエンジェルが現れさらにブロンディーに銃口を向け、
再びシャベルを投げ、ブロンディーにも掘らせようとする。
しかし、あばかれたアーチ・スタントンの墓には金貨はなく遺体だけが入っていた。
ブロンディーは嘘をついていたのだ。本当の隠し場所を知っているブロンディーは、
三人による決闘を提案し、裏に隠し場所を書いた石を置く。
勝った者が石に書かれた墓碑銘が読めるのだ。トゥッコに銃をかくして、
金貨を巡る三人の男の決闘が始まる。三人の目線が逡巡し、
一瞬で勝負は決まった。ブロンディーの銃が火をふき、セサンテが倒れた。
トゥッコの銃は引き金を引いても弾が出なかった。ブロンディーが夕べ、弾を抜いておいたのだ。そして石を裏返すとそこには何も書いていなかった。金貨の隠し場所は
「アーチ・スタントンの墓の隣にある無名の墓」であったのだ。
残った二人は金貨を手に入れるが、トゥッコは信用ならないということで
ブロンディーはトゥッコに絞首縄で首を吊るよう強制する。
ブロンディーはセサンテの馬に乗り、しばらく離れてから絞首縄を銃で
撃ち抜くというのだ。トゥッコは泣く泣く言うことに従う。
しばしの静寂の後、銃声が轟き絞首縄は撃ち抜かれトゥッコは
地面に叩きつけられるものの、命に別状はなかった。
ブロンディーはトゥッコの悪態を背に、その場を去った…
三人による決闘シーン、これに尽きる映画「続・夕陽のガンマン」。
今回の名無しは相棒(?)トゥッコに一杯食わされながらも
最後だけおいしい所をもっていく、一癖ある人物。
(まぁほとんど前作、前々作と変わらないわけだが)にしても
最後のライフルでの狙撃シーン、カッコよかったなぁ!
そこに南軍の兵士の死体を乗せた馬車が通りかかる。
馬車には金貨を隠した墓地を知っている瀕死の眼帯の男ビル・カーソンが乗っており、
隠し場所の在り処を教える代わりにトゥッコに水を求めた。
トゥッコは水を取りに行ったが、戻ってくるとすでにビルは死んでおり
トゥッコは墓地の場所を教えてもらっていたが、どこの墓石に埋めてあるのかを
教えてもらえずじまい。だがブロンディーは墓石の名前を知っているという。
墓地の場所をトゥッコが、墓石の名をブロンディーが知っているということで、
二人は相棒になるしかなかった。トゥッコはビルの着ていた南軍の軍服と眼帯をまとい、
死にそうなブロンディーにも南軍の軍服を着せ、聖職者である兄の下に担ぎ込む。
回復したブロンディーとトゥーコは南軍の馬車で出発するが、
北軍の捕虜となり、収容所にぶち込まれる。その収容所には二人よりも
先に隠した二十万ドルをさがしていたセサンテ(エンジェル・アイ)がおり、
北軍の下士官となり収容所に潜り込んでいたセサンテは
ビルの軍服を着ていたトゥッコをリンチし、ブロンディーが情報を持っていることをはかせ、
ブロンディーと手下を連れて金貨探しに出発する。
収容所から移送される列車から脱走したトゥッコはブロンディーと合流し、
二人はエンジェルの手下を撃ち殺すが、エンジェルは逃れる。
その後トゥッコとブロンディーは南北両軍が橋を巡って争う戦場にたどり着き、
北軍に捕まる。二人は咄嗟に北軍の志願兵を名乗る。
延々と繰り返される戦争に厭きた北軍大尉の願いもあり、
二人は橋にダイナマイトを仕掛けて爆破する。その間際、お互いに
トゥッコは墓地の場所(サッド・ヒルの墓地)、ブロンディーは墓碑の
名前(アーチ・スタントン)を告げる。両軍が去ったあとで二人は川を渡るが、
南軍側の陣地は死屍累々たる有様だった。若い兵士が瀕死の状態だったので
ブロンディーが介抱する。トゥッコは隙をついて先駆けしようとするが、
それを見越したブロンディーの砲撃を受けながらも墓地にたどり着く。
トゥッコは墓を見つけて素手で掘り返すが、ブロンディーが銃口を向け、
シャベルを投げトゥッコに掘らせる。トゥッコがシャベルで掘り返しているとき、
そこにエンジェルが現れさらにブロンディーに銃口を向け、
再びシャベルを投げ、ブロンディーにも掘らせようとする。
しかし、あばかれたアーチ・スタントンの墓には金貨はなく遺体だけが入っていた。
ブロンディーは嘘をついていたのだ。本当の隠し場所を知っているブロンディーは、
三人による決闘を提案し、裏に隠し場所を書いた石を置く。
勝った者が石に書かれた墓碑銘が読めるのだ。トゥッコに銃をかくして、
金貨を巡る三人の男の決闘が始まる。三人の目線が逡巡し、
一瞬で勝負は決まった。ブロンディーの銃が火をふき、セサンテが倒れた。
トゥッコの銃は引き金を引いても弾が出なかった。ブロンディーが夕べ、弾を抜いておいたのだ。そして石を裏返すとそこには何も書いていなかった。金貨の隠し場所は
「アーチ・スタントンの墓の隣にある無名の墓」であったのだ。
残った二人は金貨を手に入れるが、トゥッコは信用ならないということで
ブロンディーはトゥッコに絞首縄で首を吊るよう強制する。
ブロンディーはセサンテの馬に乗り、しばらく離れてから絞首縄を銃で
撃ち抜くというのだ。トゥッコは泣く泣く言うことに従う。
しばしの静寂の後、銃声が轟き絞首縄は撃ち抜かれトゥッコは
地面に叩きつけられるものの、命に別状はなかった。
ブロンディーはトゥッコの悪態を背に、その場を去った…
三人による決闘シーン、これに尽きる映画「続・夕陽のガンマン」。
今回の名無しは相棒(?)トゥッコに一杯食わされながらも
最後だけおいしい所をもっていく、一癖ある人物。
(まぁほとんど前作、前々作と変わらないわけだが)にしても
最後のライフルでの狙撃シーン、カッコよかったなぁ!
0 件のコメント:
コメントを投稿