2009年3月5日木曜日

魔物(冥界の住人または地獄の化物)

映画「えじき」に登場。
 
正式名称、正体、共に不明。
死んだ妻を蘇らせるべく、使用人たちを使って
残酷な生贄の儀式を行ったとある屋敷の主人。
しかし、妻を甦らせるはずの儀式は冥界の扉(または地獄への扉)を開いてしまい、
魑魅魍魎の世界と人間の世界とを繋げてしまう。
主人はこれを閉じようとしたが生贄の儀式をしたことが
村人にバレてしまい、村人たちによって処刑されてしまう。
その後、扉は閉じられる事無く、屋敷は今も忌わしき魔物の世界と
繋がったまま時が過ぎる。誰もその屋敷に住まうことはなく、
いつしか屋敷は別世界の生物たちによって
ここへ足を踏み入れたが最後、魔物に心身共に支配されてしまう
恐るべき呪われた屋敷そのものへと変わってしまった。
屋敷に棲む“何か”はここを訪れる者の肉体と精神の双方を
餌食にし続け今でも次の獲物を待ち続けている…
 
映画「えじき」を観て咄嗟に思ったのは
映画「ヘル・ゴースト 地獄のスケアクロウ」だった。
強盗たちが謎の場所を訪れるプロットも同じであり、
筆者としては名作の焼き直しだが、あれと同じものが観れると思うと
嬉しい限りである。どことなくラヴクラフトの作品や
日本の幽霊モノを思わせるところがあり怪物の姿もまた
なかなか独創的である。先にも書いたように別世界から来た
招かれざる来訪者であることには変わりはないが
にしても、一体こいつら何者なんだろう?恐怖の館に潜む怪!
で終わりなんだろうけど、続編出来たりしないかな?

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