2008年11月30日日曜日

赤カブト

漫画「銀牙 -流れ星 銀-」に登場。
 
別名「鬼首」。二子峠に「牙城」を築き一大勢力を誇る巨大熊。
次々と人間を襲う殺人熊として恐れられる。
背中の赤毛が特徴。本来は単に大型のツキノワグマにすぎなかったが、
マタギ・五兵衛に右目を撃たれた事により驚くべき変化が起き
冬眠もしなくなり、異常に巨大化した。
その巨体はヒグマに間違われるほどであり、新種の可能性もある。
その圧倒的な恐怖によって他の熊を配下にしている。
他の熊に縄張りを譲る形で「牙城」の守りを固める、
影武者を用いるなど容姿に似合わず知略に長けている。
 
アニメで恐ろしい動物と言えば「ガンバの大冒険」の「ノロイ」だが
漫画で恐ろしいと言えばこの「赤カブト」。
残酷・残虐・無情・畏怖・最強・最恐であり、人間、犬、他の熊さえも喰う。
どこか得体の知れなさが不気味で、他の熊も異常なのに(モリが刺さった奴とか)
それが霞んで見えるほど強く不気味な上に、何匹もの犬が
襲い掛かっても死なない。絶命したかと思ったら執念で立ち上がり
襲い掛かるなど驚くべき生命力にも溢れている。
その最期までバケモノに相応しいものだった。

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