2008年11月13日木曜日

ブロディ署長

映画「ジョーズ」「ジョーズ2」に登場。
 
本名マーチン・ブロディ。アメリカ東海岸北部の田舎町アミティの警察署長。
ニューヨークから赴任間もなかったころ、彼は生涯忘れられない事件に出くわす。
浜に打ち上げられた人の残骸、海に消えた少年、人食いザメの危機を
市長に申し入れるが、事なかれ主義的な市長から拒絶される。
だがサメ被害が甚大になってしまい、市長からサメ退治の許可を受け
漁師クイント、海洋学者フーパーを供にサメ退治に乗り出す。
クイントが犠牲になるも、酸素ボンベでサメを倒した。
退治に成功するもトラウマから、鮫の恐怖を拭いきれず、神経衰弱に陥る。
そしてそれから数年後も一人アミティ海岸を警戒し続けていた。
しかし、その恐怖心が災いして、小魚の大群を鮫と勘違いして発砲してしまい、
署長をクビになってしまう。だが彼の危機したとおり、またサメはアミティに現れた。
その後息子達の危機を知り、恐怖心が吹き飛んだ彼は
一人で鮫に立ち向かいサメにケーブルを噛ませることで感電死させることに成功した。
彼は心臓発作で亡くなるが、彼の家族は彼と同じようにサメに関わり続けた。
子供の頃に溺れた経験がトラウマとなり、水が大の苦手。
 
一大ブームメントを巻き起こし、その後も類似作品が
ボロボロと出てきた映画「ジョーズ」。
その圧倒的恐怖の対象であるサメに立ち向かうブロディ署長
非常にカッコイイものである。水が苦手なのに海水浴場の付近で働く設定は
今考えてみればおかしい話であるが、その姿はヴァン・ヘルシング教授に次ぐ
70年代における化け物退治の素晴らしき英雄の一人といえるだろう。
亡くなられたロイ・シャイダー氏の劇中の「笑え!畜生!!!」の台詞が
懐かしい今日この頃であります。

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