2011年8月27日土曜日

門級(ゲートきゅう)

ゲーム「マブラヴ」シリーズに登場。

オリジナルハイヴの大広間と上位存在のブロックを結ぶ
横坑の両端に存在する大型隔壁。通称「隔壁」。
ブロックを結ぶ隔壁の開口部とそこから前方にある
やや小さめな脳幹部までが門級の体である。
実際の大きさがどれほどなのかは定かではないが、
その開口部は全高200m弱の凄乃皇四型が余裕で通行可能であるほど巨大。
脳幹部だけでも戦術機と同等の大きさである。
BETAの一種ではあるが、攻撃力や思考力は皆無であり、
どちらかというと生体組織に近い生命体。
そのためか学術名も決まっていない。
隔壁の開口部はかなり頑丈で、戦術機の射撃や砲撃では
傷一つ付かず、破壊するのは不可能と言ってよい。
通常このBETA以外、開閉はできないようだが、
人間でも特別な装置を使用すれば開閉が可能。
閉じるだけなら脳幹部を破壊すれば済むことだが、
脳幹部は開口部と同様頑丈で、また脳には高圧電流が流れており、
戦術機による近接戦闘での破壊は非常に危険である。
破壊は不可能に思えるが、高度な操作技術を持った衛士、
その衛士の不屈の精神と自己犠牲を持ってすれば、
正確無比な一点集中攻撃で破壊できるかもしれない。

ここまでくればもう少しな最後の関門、門級。
文章で書く分には簡単そうに思えるが、
ここまで到達するまでが大変であり、
到達した後も追撃は終わることなく続いていく。
本編ではここまで到達したのはわずか3機の戦術機と
人類最後の希望である凄乃皇四型。人数ではたったの6名。
絶望的な数字である。

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