2009年11月17日火曜日

フライデー

ドラマ「宇宙家族ロビンソン」に登場。

正式名称はB9モデル・マーク3型気圧観測ロボット。
医療用ロボット学校の落ちこぼれのため宇宙用に改造、
銀河系宇宙の法則をプログラムされたとされている。
両腕のマニュピレーターから高圧の電流を放電することが可能。
体側にむき出しの状態で取り付けられた制御版を外されると
一瞬にして全機能が停止するのが最大の弱点。
危険が迫ると「危険!危険!きわめて危険!」と警告する
危険感応回路まで備えている。
当初はDrスミスにプログラムを改変されたため
ドクターの下僕のように行動していたが、
一度破壊されウィルに組み立てなおされてからは
ファミリーに忠実で重要な一員となる。
特にウィルとは人と機械を越えた友情で結ばれている。
また、ドクターの言動に対しては疑り深くなり慎重に対応するようになった。

ロビンソン一家に愛されるロボット、フライデー。
このなんとも特異なデザインもさることながら
家族との交流とスミスとの駆け引きにおいて
後期シリーズでドラマに深みを与えたと同時に
真に感情的なロボットへと成長を遂げていく姿は
後世に生まれ続けている感情を持つロボットの原型といえるだろう。

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