2009年10月5日月曜日

ブロブ(オリジナル)

映画「SF人喰いアメーバの恐怖」に登場。

アメリカの田舎町に落ちた隕石に付着していた粘菌状の宇宙生物。
あたりの生物を捕食して増殖し、巨大化する。
名前のブロブ(blob)は小塊を指す。
スティーブが恋人のジェーンと星空を仰ぎながら歩いている時、
大きな流星が森の中に落ちた。隕石が落ちた地点の近くに
住んでいた老人が、その隕石を棒切れでつつくと
中から半固形状の液体が出てきた。その液体は老人の手を覆い、
激しい苦痛で彼は病院に行ったが、
医者も看護婦も、その怪液体にのみ込まれてしまった。
それを知ったスティーブたちは警察に告げたが
誰も信用してくれないばかりか、2人を不良扱いする始末。
夜の町で2人はまた怪液体をみたが、こんどは彼らが襲撃を受け、
冷蔵庫の中に逃げこみ難をのがれた。警察が信用してくれないので
スティーブは若い友人達を動員して町民に危機を告げた。
デイヴ警部だけが事態に気づき行動を共にしてくれたが、
怪液体は町中に出没し、町は恐怖状態に陥った。
ピストルも高圧線も怪液体の前では無力に等しい。
またもや怪液体に追われたスティーブたちは地下室に逃げこみ、
最後の望みを託して消火剤をかけてみた。
意外なことに怪液体は次第に退却していくのである。
スティーブは冷蔵庫、消火剤など冷たいものに怪液体が弱いのに気がついた。
町中の消火剤を集め、一斉にあびせると怪液体は
次第に収縮し行動力を失い、小さく固まってしまった。
スティーブとジェーンは両親やデイヴ警部と喜びあった。
正体不明の生命体は冷却されたまま北極海に運ばれた…

若い頃のスティーヴ・マックィーン
不定形生命体と対峙する映画「マックィーンの絶対の危機」。
もとい「SF人喰いアメーバの恐怖」。
スライムのような生命体ブロブは不定形生命体のはしりである。
続編が普通にコメディ映画として面白いこともあって
とてもその道の元祖とは思えない(大抵続編は大きく転ぶ)。
後のリメイク版でもSFXによってリアルになったブロブが大暴れ。
ちなみに続編では冷凍されたブロブが復活、
一暴れした後、結局氷漬けになる。
しかし最後にお決まりのオチで〆てくれるのは実に嬉しい限り。
やっぱモンスター映画たるもの、復活はお決まりだよね。

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