2009年9月16日水曜日

金星ガニ

映画「金星人地球を征服」に登場。

金星に生えているキノコの知能が発達したもので、
たった9体しかいない、希少な高等生物。
人類の現状を憂う天才科学者アンダーソン博士は
偶然、金星の生物と電波で交信した。
他天体の生物の力を借り、地球を理想の形に改善できると信じる
博士の心とは裏腹に、過酷な自然環境の中で
進化を遂げた金星生物たちは種族絶滅の危機を前に、
地球への移住・侵略を企てていた。
やがて地球に飛来した斥候員は超能力で地上の機械文明を麻痺させ、
地球人の精神を遠隔操作できるコウモリ状の飛行装置を
各国の要人に放った。アンダーソンはその計画に加担し、
作戦の障害になる親友のネルソン博士の殺害を命じられるが、
彼が侵略者のロボットとなった妻ジョーンを
自らの手で殺したことを聞き、事の重大さに気づく。
さらにアンダーソンの妻クレアが身を呈して
宇宙生物の正体を明かし、そして惨殺されるに至って彼は人間性を回復した。
その後、アンダーソンの協力で金星生物は退治された。
(名前は大伴昌司 氏による命名)

古き良きSF映画「金星人地球を征服」。
(タイトルに偽りあり。金星人は地球を征服できない)
海外ではキュウリ型怪物(cucumber monster)として知られており
このなんともいえない造形から、未だに人気が高い。
にしても宇宙人がガスバーナーでやられてしまうとは
なんとも珍しい絵面である。

0 件のコメント: