2009年6月21日日曜日

エレナ・マルコス

映画「サスペリア」に登場。

メイター・サスペリオルム、嘆きの母、または溜息の母(Mother of Sighs)と呼ばれる魔女。
念動、幻術、不可視といった魔術を操る。三人の魔女“三人の母”、“災いの三母神”の一人で、
最も古き者と伝えられている。 ギリシャ移民だった彼女は、人々を惑わす妖術を使ったとされ、
欧州諸国から追放された。妖術に関する書物をいくつか書いており、
信奉者たちからは“黒の魔女”と呼ばれた。後にドイツのフライブルクを訪れると、
各地から資金集めをしてバレエとオカルトを教授する学校を創立した。しかし10年しか続かず、1905年には地元住民の迫害をうけて、火事により焼死したといわれていた。
後に学校は彼女の弟子である学校の優等生により再建され、バレエの名門校となった。
だが、それは世間の目を欺くための罠であり、彼女は自身の死を偽装し、
弟子の正体はマルコス自身であった。その後も理事長として実質、学校を支配し続けた。
しかし、アメリカ人留学生スージー・バニヨンにより学校の秘密を暴かれ、
自身の魔力によって彼女を始末しようとするが稲光により、不可視である自分の姿が
浮かび上がってしまい、スージーにガラス製の孔雀の置物の羽根で首を突き刺され、
命を絶たれる。これは彼女の力が不足していたことによるものであり、
過去フライブルグにて、善の魔女サスペリア「エリーゼ・マンディ」と闘い、
エリーゼとその夫を殺したが、エリーゼにより彼女の力が弱められていたのだった。

ゴブリンの音楽「エレナ~マルコ~ス♪」が
耳に残る映画「サスペリア」。
音楽トチ狂った館照明純色の映像美
観る者をキチガイの極限にまで追いやる。
で、その問題の魔女なんだが
その最期はあれほど猛威を振るった魔力
微塵も感じさせないほど、あっさりとしたもの。
これは魔女三部作、最終策「サスペリア・テルザ」によって
善の魔女との闘いでほにゃらら~」と
ちゃんと納得(?)できる説明をされている。

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