2009年5月25日月曜日

シャック

映画「北国の帝王」に登場。

無賃乗車は誰であろうと許さず、
無賃乗車の常習犯であるホーボーたちに
無情にハンマーを振るって、叩き殺す冷酷無比な鬼車掌。
犠牲者の数は16人にも及ぶという。
彼が乗る19号車にはホーボーたちの多くは乗ろうとはしなかったが、
そんなことも意に介さずに乗るのはAナンバー・ワンと呼ばれ、
ホーボーから“北国の帝王”というニックネームを贈られている男だ。
シャックは何度も彼を痛めつけようとしたが、功を奏さない。
いつしかホーボーや鉄道会社の人々は二人を賭け事の対象とした。
そしてAナンバーワンからシャックに挑戦状が叩きつけられる。
これには車掌としてのプライドが許さず、挑戦に乗る。
今回はAナンバーワンも分が悪く、何度も何度も痛めつけられる。
シャックも見境が無くなり、機関士や火夫が傷つこうが
ブレーキ係りが死のうが、なんとしてでもAナンバーワンを殺そうとする。
遂に直接対決を迎え、シャックはAナンバーワンに
車から突き落とされるのであった…

A・ボーグナインの鬼顔演技が冴え渡る映画「北国の帝王」。
これほどまでに仕事に実直で、他人を省みない非道さ
外道さは類を見ず、恐ろしい男である。

1 件のコメント:

黒羊紳士 さんのコメント...

こんばんは。

仕事に熱心という言葉をはるか彼方に飛び越してしまっているような気がします(笑)

それにしてもこの人、イイ顔していますねー。