原始時代に宇宙より飛来した謎の生命体。
その生態は宇宙から飛来し、星へ衝突すると同時に
星の内部へ地下深く潜り、星に寄生する。 寄生した星そのものを食らって
力を蓄える一方、星のあらゆる生物の遺伝子を絶え間なく集め、
力を充分に蓄えると地表に現れ、地表に光の雨を降らせて世界を滅ぼす。
地表を自分のテリトリーにしてから、子供を産み落とす。
この子供達は、やがて新たな星に寄生する為に宇宙へ旅立つというもの。
三つの形態があり、ラヴォスの本体はラヴォスの殻の中にあるが、
殻の内部に侵入するためには、ラヴォスの外殻と戦いこれを倒さなくてはならない。
ラヴォスの外殻(画像左上)は、それまでにクロノたちが戦ってきた
数体のボスの攻撃を真似てクロノたちと戦う。これらの「真似ボス」が倒されると、
ラヴォスの外殻は真の力を現してクロノたちに挑みかかる。
攻撃の中にはラヴォスの日に世界を滅ぼしたのと
同様の攻撃「天からふりそそぐものが世界をほろぼす」がある。
外殻との戦いは、シルバードに乗ってラヴォスに突っ込み、
殻を打ち破って内部に侵入するという方法で回避することもできる
(ロボの説明によると、シルバードの装甲とラヴォスの外殻の硬さは
同じでありシルバードに精神エネルギーを加えることで突破が可能になっているとのこと)。
この場合シルバードは大破してしまい、そのためラヴォス打倒後のエンディングが変わる。
外殻を打ち破り内部に侵入すると、ラヴォスの本体(画像右上)がいる。
このラヴォスは上半身だけが生えているような巨大な姿である。
本体を倒すには、通常は先に胴体の回復を行う両腕を倒す必要がある。
ラヴォス本体を倒すと人型のラヴォスコア(画像中央)が現れる。
これがラヴォスの最終形態である。ラヴォスコアは戦闘前に
左右それぞれの手から生き物を出現させる。
一見、中央の人型が本体のように見えるが、実際のラヴォスコアは
左手から取り出した向かって右側の生き物であり、
ラヴォスコアを取り出した中央の人型はセンタービット、
右手から取り出されたラヴォスコアと同じ見た目の生き物はラヴォスビットである。
ラヴォスコアは何度でもセンタービットとラヴォスビットを再生させるため、
ラヴォスを完全に滅ぼすためには向かって右側のラヴォスコアを倒さなくてはならない。
しかしそのままでは右のコアは防御しているので、
ビットを一体でも倒せば再生準備に入り防御を解除するため、その時間が攻撃の要となる
原始時代(B.C.65,000,000)には、まだ宇宙に居て
星に接近しつつあったラヴォスは地上から赤く光る星として観測されていた。
特に恐竜人のリーダーであり高い知能をもつアザーラは、
赤い星が落下する事や、その影響で氷河期に突入する事を予測している。
そして落下してきたラヴォスは地上に激突。落下地点にあった
ティラン城を巻き込みながら、凄まじいスピードで
地中奥深くに潜って星に寄生した。「ラヴォス」という名は、
やがて落ちてくる赤い星の事をアザーラが『炎を纏った大岩』
『灼熱の火球』という表現で説明した為、
これを聞いたエイラが「ラヴォス」と呼んだ。
エイラたちの言葉で「ラ」は「火」、「ヴォス」は「大きい」という意味である。
古代の時代(B.C.12,000)、空は厚い雲海に覆われ吹雪が
やむ事のない氷河期が続いていたが、ジール王国の人々は
特殊な力が宿った自然の素材を「星の力」と呼び、
それらを利用して高度な文明を築いていた。
そして3賢者が、原始時代から稀少とされていた「ドリストーン」を原料に、
地中奥深くに居るラヴォスからエネルギーを
吸い出す装置「魔神器」を作った事により、ラヴォスエネルギーを
体内に蓄える事で魔法が使用可能になり、ラヴォスエネルギーで
大地の一部を切り離して厚い雲と氷に閉ざされた地表から
雲より高くまで浮上させて栄華を極めた。また女王ジールは
ラヴォスエネルギーに触れて正気を失い、
ラヴォスをラヴォス神と崇めるようになった為、
一般にもラヴォス神という呼称が使われていた。
女王は更に強い力を求めて、ラヴォスにより近い深海に海底神殿をつくり
「魔神器」を移したが、女王ジールとサラ王女の儀式によって
ラヴォスが目覚めてしまい、海底から幾条もの光が放たれ
大地に降り注いで、天空のジール王国は落下、地上の大地も
殆どが海に沈み僅かな陸地しか残らないという、天変地異に見舞われる。
しかしラヴォスが放った光は厚い雲を吹き飛ばし
氷に覆われた大地を海に沈めて、氷河期を終わらせる事にもなった。
中世の時代(A.D.600)には、ラヴォスの存在は忘れられて
人々の記憶から消えている。しかし女王ジールの息子ジャキが
この時代に飛ばされていて魔王と名乗っている。魔王は復讐の為に
ラヴォスを呼び出して倒そうと考えているが、魔族は正確な事を知らされておらず、
魔族の力となる偉大な存在を呼び出そうとしていると思っている。
結局、召喚の儀式を行った魔王は魔王城と共に消失して、ラヴォスは再び眠りについた。
現代の時代(A.D.1000)、魔族の村にはラヴォスの存在が伝わっている。
ただし伝承では、400年前に魔王が生み出した魔族の神という事になっていて、
永い眠りについているラヴォス神として崇められている。
A.D.1,999の、後に「ラヴォスの日」と呼ばれる日の1時24分に、
ラヴォスは完全に目覚めて地表に現れる。
ラヴォスは世界中に光の雨を降らせ、これにより人類の文明は崩壊、
星の生態系も完全に破壊された。
未来(A.D.2,300)では、新たな星に寄生させる為の子供(プチラヴォス)を
死の山に産み落としている事が、この時代に飛ばされた理の賢者ガッシュによって
「監視者のドーム」で記録されている。
主人公であるクロノたちは時空を越えた冒険の途中で
荒廃した未来(A.D.2,300)へ辿り着き、そこでラヴォスによって
滅ぼされる星の運命を知る。クロノたちは様々な時代を旅し、
最終的にはA.D.1999に出現したラヴォスを打ち倒す。
これにより滅びの未来は回避され、星が滅亡する事は無くなった。
しかし、倒されたラヴォスの怨念は時の闇と呼ばれる時空の狭間で生き残り、
同じく時間の中を彷徨っていたサラを取り込んで彼女の負の思念を糧にして
“時を喰らうもの”の前身とも言うべき夢喰いへと変化したといわれる。
迷惑な渡りをする生物、それがラヴォスだ。
星を渡っては喰らい、自らの子どももまた同じ事を繰り返す。
食物連鎖、生態系のピラミッドの頂点に
立っているといっても過言ではない。
それにしても昔のゲームは壮大な敵がいていいですね。
同様の攻撃「天からふりそそぐものが世界をほろぼす」がある。
外殻との戦いは、シルバードに乗ってラヴォスに突っ込み、
殻を打ち破って内部に侵入するという方法で回避することもできる
(ロボの説明によると、シルバードの装甲とラヴォスの外殻の硬さは
同じでありシルバードに精神エネルギーを加えることで突破が可能になっているとのこと)。
この場合シルバードは大破してしまい、そのためラヴォス打倒後のエンディングが変わる。
外殻を打ち破り内部に侵入すると、ラヴォスの本体(画像右上)がいる。
このラヴォスは上半身だけが生えているような巨大な姿である。
本体を倒すには、通常は先に胴体の回復を行う両腕を倒す必要がある。
ラヴォス本体を倒すと人型のラヴォスコア(画像中央)が現れる。
これがラヴォスの最終形態である。ラヴォスコアは戦闘前に
左右それぞれの手から生き物を出現させる。
一見、中央の人型が本体のように見えるが、実際のラヴォスコアは
左手から取り出した向かって右側の生き物であり、
ラヴォスコアを取り出した中央の人型はセンタービット、
右手から取り出されたラヴォスコアと同じ見た目の生き物はラヴォスビットである。
ラヴォスコアは何度でもセンタービットとラヴォスビットを再生させるため、
ラヴォスを完全に滅ぼすためには向かって右側のラヴォスコアを倒さなくてはならない。
しかしそのままでは右のコアは防御しているので、
ビットを一体でも倒せば再生準備に入り防御を解除するため、その時間が攻撃の要となる
原始時代(B.C.65,000,000)には、まだ宇宙に居て
星に接近しつつあったラヴォスは地上から赤く光る星として観測されていた。
特に恐竜人のリーダーであり高い知能をもつアザーラは、
赤い星が落下する事や、その影響で氷河期に突入する事を予測している。
そして落下してきたラヴォスは地上に激突。落下地点にあった
ティラン城を巻き込みながら、凄まじいスピードで
地中奥深くに潜って星に寄生した。「ラヴォス」という名は、
やがて落ちてくる赤い星の事をアザーラが『炎を纏った大岩』
『灼熱の火球』という表現で説明した為、
これを聞いたエイラが「ラヴォス」と呼んだ。
エイラたちの言葉で「ラ」は「火」、「ヴォス」は「大きい」という意味である。
古代の時代(B.C.12,000)、空は厚い雲海に覆われ吹雪が
やむ事のない氷河期が続いていたが、ジール王国の人々は
特殊な力が宿った自然の素材を「星の力」と呼び、
それらを利用して高度な文明を築いていた。
そして3賢者が、原始時代から稀少とされていた「ドリストーン」を原料に、
地中奥深くに居るラヴォスからエネルギーを
吸い出す装置「魔神器」を作った事により、ラヴォスエネルギーを
体内に蓄える事で魔法が使用可能になり、ラヴォスエネルギーで
大地の一部を切り離して厚い雲と氷に閉ざされた地表から
雲より高くまで浮上させて栄華を極めた。また女王ジールは
ラヴォスエネルギーに触れて正気を失い、
ラヴォスをラヴォス神と崇めるようになった為、
一般にもラヴォス神という呼称が使われていた。
女王は更に強い力を求めて、ラヴォスにより近い深海に海底神殿をつくり
「魔神器」を移したが、女王ジールとサラ王女の儀式によって
ラヴォスが目覚めてしまい、海底から幾条もの光が放たれ
大地に降り注いで、天空のジール王国は落下、地上の大地も
殆どが海に沈み僅かな陸地しか残らないという、天変地異に見舞われる。
しかしラヴォスが放った光は厚い雲を吹き飛ばし
氷に覆われた大地を海に沈めて、氷河期を終わらせる事にもなった。
中世の時代(A.D.600)には、ラヴォスの存在は忘れられて
人々の記憶から消えている。しかし女王ジールの息子ジャキが
この時代に飛ばされていて魔王と名乗っている。魔王は復讐の為に
ラヴォスを呼び出して倒そうと考えているが、魔族は正確な事を知らされておらず、
魔族の力となる偉大な存在を呼び出そうとしていると思っている。
結局、召喚の儀式を行った魔王は魔王城と共に消失して、ラヴォスは再び眠りについた。
現代の時代(A.D.1000)、魔族の村にはラヴォスの存在が伝わっている。
ただし伝承では、400年前に魔王が生み出した魔族の神という事になっていて、
永い眠りについているラヴォス神として崇められている。
A.D.1,999の、後に「ラヴォスの日」と呼ばれる日の1時24分に、
ラヴォスは完全に目覚めて地表に現れる。
ラヴォスは世界中に光の雨を降らせ、これにより人類の文明は崩壊、
星の生態系も完全に破壊された。
未来(A.D.2,300)では、新たな星に寄生させる為の子供(プチラヴォス)を
死の山に産み落としている事が、この時代に飛ばされた理の賢者ガッシュによって
「監視者のドーム」で記録されている。
主人公であるクロノたちは時空を越えた冒険の途中で
荒廃した未来(A.D.2,300)へ辿り着き、そこでラヴォスによって
滅ぼされる星の運命を知る。クロノたちは様々な時代を旅し、
最終的にはA.D.1999に出現したラヴォスを打ち倒す。
これにより滅びの未来は回避され、星が滅亡する事は無くなった。
しかし、倒されたラヴォスの怨念は時の闇と呼ばれる時空の狭間で生き残り、
同じく時間の中を彷徨っていたサラを取り込んで彼女の負の思念を糧にして
“時を喰らうもの”の前身とも言うべき夢喰いへと変化したといわれる。
迷惑な渡りをする生物、それがラヴォスだ。
星を渡っては喰らい、自らの子どももまた同じ事を繰り返す。
食物連鎖、生態系のピラミッドの頂点に
立っているといっても過言ではない。
それにしても昔のゲームは壮大な敵がいていいですね。
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