2009年5月4日月曜日

永井 頼人(ながい よりと)

ゲーム「SIREN2」に登場。

現代(2005年)の人間。1984年7月25日生まれの21歳。
自衛隊の物資輸送訓練中にヘリトラブルで夜見島に不時着した陸上自衛官。
訓練成績は優秀だが、周りに流されやすい今時の若者。
上官の三沢岳明と共に怪異の原因を探るが、三沢の行動に疑問を抱き別行動を取る
(元々、永井は三沢のことを快く思っていなかったというのもきっかけの1つである)。
その後、矢倉市子に銃を突きつける三沢を思い余って射殺してしまう。
初めは仲間の死にいつまでも泣いている弱さもあったが、
見ず知らずの少女の市子を助けるために戦ったり、フェイスペイントを施し
「健康優良日本男児をなめんなよ!神風見せてやるよ!」と啖呵を切るなど、
勇ましい姿を見せ、最後には独りで闇人を殲滅して廻り、
闇人と化した沖田宏と闇人甲式となった三沢を倒し、堕慧児までも独りで倒す。
しかし、その勇士は報われないまま、最終的には、母胎が地上奪還を成就した
(黒い太陽が輝き、闇人が蔓延し、人類は滅んでしまった)平行世界に堕とされ、
二度と現世には戻れなくなり、『どうあがいても、絶望』的な状況から発狂、
闇人達に銃を乱射しまくるという、救いようのない結末を迎える。
何故別々の世界に飛ばされたかには諸説あり、
彼が飛ばされた世界では人と闇人の立場が逆転しており、
闇人にとって、人は伝承に存在する忌むべき怪物となっており、
突如現れて銃を乱射した永井を恐れ、悲鳴を上げながら、
慌てて逃げる闇人の姿が見られる。

英雄的行動が招いた結果は、永劫の地獄だったという
なんとも後味の悪いエンディングが待っている永井自衛官。
不幸尽くしの彼だが、敵に対して勇猛果敢になる彼の姿は輝いて見えるらしい。

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