2009年4月23日木曜日

シェヴ・チェリオス

映画「アドレナリン」に登場。

不運な殺し屋。イギリス生まれ。
父は彼が生まれる前に死に、母親と二人暮らしをしていた。
幼少の頃、非常に暴力的で、学校で喧嘩、店で強盗、路上の車を盗むのは当たり前、
また、彼はテレビゲームに溺れながら日々を過ごした。
超人的スピードで走ることができ、また彼の粗暴はTVで取り上げられるほど。
後に凄腕の殺し屋となるため、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスの西海岸へと渡る。
プロの殺し屋として暴力団の一員となったが、恋人のイヴにはそのことを隠しており、
彼女とより多くの時間を過ごすために、組織を抜けようとも考えている。
しかし、彼の予想を上回る最悪の展開が訪れることとなる。
いつものように依頼を済ませ、朝目覚めると何故かひどく気分が悪い。
朦朧としながらライバルの殺し屋リッキー・ヴェローナからのDVDを再生してみると、
彼に「北京カクテル」という中国産の謎の毒を注射されたことが分かった。
彼の命は残すところ1時間。闇医者の情報で、毒の阻害のためには、
交感神経を活発化させるため常に興奮状態を保ち続けなければならず、
つまり走り続け、危険や性欲で興奮し、アドレナリンを分泌し続けなければならない。
残された短い時間の中、シェブは闇医者と連絡を取り、解毒剤を探しつつ、興奮し続け、
さらにシェヴと関係があるために命を狙われるイブを保護し、自分を罠にハメた者に復讐を開始する。
遂にヴェローナを追い詰め、ヘリコプターで対決するシェヴ。
壮絶な戦いの末、ヴェローナに勝利するがヘリコプターが墜落。
シェヴは落下し、さらに走ってきた車に衝突し、地面に叩きつけられる。
彼の命運もこれまでかと思われたが…

アイデア勝ち映画「アドレナリン」。
シェヴさんは稀に見る苦労人且つ殺し屋。
妙な毒薬を仕込まれた所為で暴走乱闘SEX銃撃などの
幅広いアビリティを使ってのアドレナリンMAXな日を過ごす羽目に。
公衆の面前でファックケツ丸出しで手無しバイク運転など
低俗性200%増量の所業を繰り返し、
最期は安らかに眠った…かのように思えたが続編決定!
彼を労わる気持ち皆無の監督、スタッフ一同により
また酷使されることに。最早、鑑賞者の方が可哀想だから
眠らせてやれよ
と言うこと請け合いの本作。
色々と無茶苦茶な設定でご都合主義だが、
B級映画を愛する心と、バカ映画で笑い転げる慈愛の精神で乗り切れ。

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