2009年4月4日土曜日

ガース家の息子

映画「ヘルナイト」に登場。
 
ガース屋敷に棲む、呪われた奇形の子ども。
12年まえ、ガースという裕福な夫婦が一軒の広大な屋敷に住んでいた。
ある日、妻リリアン・ガースは四人の息子を授かる。
だが、それが全ての悲劇の始まりだった。ガース家の子どもたちは
皆奇形として産まれ、精神に異常をきたしていたと言われる。
あまりの事にリリアンの夫レイモンド・ガースはいつしか心を病み、
遂にはリリアンを絞殺し、息子たちも殺し、自分は首を吊って死んだ。
しかし、息子たちのうちの最も幼い末っ子である
双子のアンドリューとモリスの死体が発見されておらず、
未だに屋敷に棲みついているという噂である。
そして伝説となった屋敷で。 大学の学生クラブ、アルファ・シグマ・ローでは毎年、新人会員は ガース屋敷で一夜をすごす現則になっていた。
今年も「ヘルナイト」と呼ばれるその夜が来た。会長のピーターは、
新人会員4人をガース屋敷に連れてゆき、今も生きているといわれる
伝説の異端児たちの話をし、門に錠をかけて去って行った。
セスとデニースは2階へ行き、マーティとジェフは1階に残る。
一方、ピーターはスコットとメイを連れて屋敷に侵び込み、
あらかじめ録音した悲鳴を聞かせたりして、新人たちを恐がらせる。
だが1人離れたメイが、何者かに地下室に引きずり込まれ惨殺される。
次いで屋上にのぼって次の悪戯の準備をしていたスコットが、
その死体を発見して逃げ出したピーターも串差しに。
ガースの息子アンドリューはまだ生きていたのだ。彼は次に中の4人を狙った。
セスがトイレへ行ったすきにデニースの姿が消え、
代りにメイの生首がころがっていた。セスは狂ったように外へ飛び出し、
傷つきながら門をよじ登って外へ出る。2人きりになったマーティとジェフは、
殺人鬼アンドリューに追われながら、地下室へ逃げ込み
デニースの死体を発見する。一方、セスは警察が自分の話を信じないので、
銃を盗んでガース屋敷へもどってくる。そしてアンドリューを射殺。
だが、そのセスも何者かに後から襲われ殺された。
双子の片割れであるモリスもまた生きていたのだ。ついにジェフもやられ、
マーティは自動車で逃げ出す。最後の殺人鬼モリスは自動車の屋根にのって
マーティを襲う。マーティは、自動車を門に直進させ、門の鉄柵が
モリスを串差しにした。かくして、ガース家の末裔は滅びたのであった…
(名前は私がつけた仮称です)
 
お決まりだよ!映画「ヘルナイト」。
呪われた家の異端児、残虐描写は並程度、ほんとに極普通の殺人鬼モノ。
ゴールデンラズベリー賞に輝いたが、そこまで悪くないと思うんだがなぁ。
ついでにいうと唐突にもう一人の殺人鬼があるくだりは、それなりに驚きだと思うよ。

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