2009年3月31日火曜日

エクスデス

ゲーム「ファイナルファンタジーⅤ」に登場。
 
強力な暗黒魔道士。封印を解かれてからは第一世界では
タイクーン王に憑依し、第二世界ではギルガメッシュを率いて行動する。
名前の意味は「死を超えるもの」。約1000年前、不死の魔術師エヌオーが
『無の力』を使い世界を支配しようとしたが人々は12の伝説の武器を使い
エヌオーに打ち勝ち、さらに世界の安定を保つクリスタルを分割する事で
世界を分け、2つの世界の次元の狭間に無の力を封じる事で平和が訪れた。
それから1000年に近い時が経ち、ムーアの大森林に存在した1本の樹に、
邪悪な心が集まり、意思を持ってエクスデスとなり、
かつて存在した無の力を求めて暗躍する。だが30年前にガラフ、ゼザ、
ドルガン、ケルガーの暁の四戦士に倒された後はクリスタルの力で
主人公バッツ達の住む世界(通称・第一世界)に封印された。
しかしシド博士の機械「クリスタル増幅マシン」によってクリスタルが砕けてしまい、
エクスデスの封印の力も弱まり、エクスデス配下の魔物達の謀略により
バッツ達はクリスタルを守ることができず、エクスデスは復活を遂げ、
自分の世界(通称・第二世界)へと戻っていった。それを追って
第二世界にワープしたバッツ達を捕らえ、バリアが構成される前の
エクスデスの城にバッツ、レナ、ファリスは、ガラフと彼の城の軍が
攻撃できないようにさせるための人質にした。しかし、ガラフが一人で
エクスデス城へ進入して三人を救出し、その直後4つの塔から発生する
強力なバリアが完成してエクスデス城は難攻不落の城と化すが、
そのバリアは4つの塔のうち1つを破壊すると解除された。
その後もクリスタルを捜し続け、遂には、長老の樹と呼ばれる古木の中にある
第二世界のクリスタルを手中に収め、これを操る。
その時暁の四戦士の一人ガラフが友人達を守るために、
クリスタルを破壊しながらも戦い、殺害。その後エクスデス城最上階で
バッツ達との決戦となるが、残りのクリスタルも破壊され世界は再び一つに戻る。
『無の力』の存在する、二つの世界の次元の狭間が一つになった
世界(通称・第三世界)に現れ、エクスデスはそこへとたどり着き
次元の狭間に封じられていた太古の魔物たちを配下とし、
『無の力』との接触を図る。その力で、世界の半分の都市を
次元のはざまに吸い込んでしまう。この際に『無の力』でタイクーン城や
バッツの故郷であるリックスの村などを『無』へと飲み込む。
その後は、本体は次元のはざまにて行動するも、
精神のみエクスデスソウルとして第三世界で活動する。
バッツ達が次元の狭間のエクスデスの元へとたどり着いたのと
ほぼ同時期に、遂に『無の力』を手中に収め、バッツ達に味方する
人間のいる場所を全て『無』に飲み込み、さらにバッツ達を無へと
飲み込もうとするが、『無』の中で暁の四戦士達、
さらにはタイクーン王の力を借りたバッツ、レナ、ファリス、
そしてガラフの孫娘クルルと最終決戦を迎える。
そこで完全に制御下においたと考えていた『無の力』に自身が飲み込まれてしまう。
しかしエクスデスとしての自我は崩壊してしまったが、全てを消し去り
自らも消えるネオエクスデスへと変貌した。だが光の戦士たちは
ネオエクスデスをも倒し、無に飲み込まれた世界を元に戻すのであった…
魔道士としての姿と、最終決戦時は巨大な樹木の化け物のような姿を見せ、
そしてネオ・エクスデスでは様々な生物、魔物が融合したような巨大な怪物の姿をしている。
 
ファファファ!
カメェェェッー!
次元のはざまへ行くがいい!
死の世界へ行くがいい!
なぜだ! 無の力を手に入れたのに……無とはいったい……うごごご!!
「…うごごご!!私はネオエクスデス。すべての記憶、すべての存在、
すべての次元を消し、そして私も消えよう、永遠に!!
 
最近ファイナルファンタジーにハマり始めた筆者。
エクスデスが結構好みである。魔道士なんていうインドアのイメージが強い
職種でありながら、ガタイがあってマッチョな体型。
自我を失い、無へと返そうと襲い来る姿がなんともいえない。
そういえばエクスデスの目的は無の力を手に入れることだったけど、
手に入れたその後はどうする気だったのだろう?
ついでにいうとディシディアにも登場しており、最期の言葉がなんとなく切ない。

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