2009年1月27日火曜日

ジュピター

映画「サランドラ」に登場。
 
カリフォルニア近郊の砂漠地帯に現れた、旅行者に襲い掛かる人喰い一家の長。
昔は父親フレッド(後のガソリンスタンドの店主)と暮らしていたが
実の母親と妹を殺した上に家畜を皆殺しにする異常者だった。
その後、我慢ならなくなった父親が彼を砂漠に置き去りし、
彼は悲しむと同時に父を怨み続けた。
そこで娼婦と出会い、三人の男子(プルート、マーズ、マーキュリー)と一人の女子(ルビー)を儲けた。
彼らは食料難に喘いだが、旅行者を襲うことを思いつき
挙句の果てには被害者らを食べた。旅行者のカーター一家に
危険を知らせようとした父親を殺害。カーター一家を襲撃、家長ボブを焼き殺した。
一家の赤ん坊ケイティを食べようとしたが、ボブの娘の婿であるダグと
その愛犬ビーストに家族をほとんど皆殺しにされ
自分はボビーとブレンダの罠にかかり、死亡した。
 
近年リメイク版も公開された映画「サランドラ」。
私が初めてこの映画を観たとき、ジョギリという凶器が出るもんだと
父が持っているパンフレットを見て、自分は期待していた。
しかし、しかしながら劇中にそんなものの影も形もない。
失望したと同時に、改めて見直すと、映画自体は
旅行者が畜生にも劣る所業の洗礼を受け、お返しに畜生にも劣る所業に打って出る」話で
実はいうとこういうドロドロした内容が昔から好きだったので、
本作は私のMy Best or My Worst映画となった。

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