2008年12月23日火曜日

プレデター・ウォーリアー

映画「プレデター」に登場。
 
「プレデター」は宇宙の様々な星を渡り歩き、
その星に生息する猛獣・生物を獲物として狩猟することを趣味にもつ
人型知的生命体の種族であり、高度な科学技術を持つが、
彼らは何よりも戦いを好み、己の力のみで倒すことを誇りとしている。
それ故に自身の星の技術を極度に使わず、
驚異的な身体能力を生かしての肉弾戦を多く好む。
また狩猟の対象とする個体の中で、より強い個体を倒すことを好み
武器を持った獲物を集中的に狙い、仕留めることに大きな意義を感じている。
身体はヒトよりも一回り以上大きく、筋肉質。
耐久性に優れ、至近距離からの銃撃により傷を負うが、致命傷にならないことが多い。
体表は、爬虫類や水棲生物、昆虫類を思わせる模様が見受けられる。
顕著な身体的特徴として、口の部分が皮膜に覆われた4本の爪状の器官が、
正面から見て四角形を描くように配置されている。
これはそれぞれ独立して可動し、4本全てを大きく開くと、その奥に、
ヒトと同様の上下に開く顎が剥き出されるという二重構造となっている。
その爪状の器官の動きはカニ等の甲殻類を思わせる。
頭部には、一見ドレッドヘアーのように見える黒色で先細りの管が数十本生えている。
意識的に動かす事は出来ないようなので、恐らく頭髪に近い物と思われる。
血液は蛍光を発する緑色。ジャングル奥地に現れた個体の武装は
知られているプレデターの中で最もオーソドックスで、
肩にプラズマキャノン、腕にリストブレイドを装備している。
狩った相手の生皮を剥いで木に吊るす、一度に狩る相手は一人ずつなど、
プレデターの習性(流儀)を護っており、女性の捕虜も殺さなかった。
ゲリラに拉致されたCIAを救出しに派遣された特殊部隊を惨殺後、
更に派遣されたをもう一つの特殊部隊がゲリラを駆逐後、襲撃する。
光学迷彩により姿が見えない敵に圧倒される部隊員を次々と殺害。
唯一の生き残りダッチ・シェイファー少佐を追い詰めるも、
川に入ったことにより光学迷彩システムに不備が起き、
更には獲物を熱探知で視認していることを少佐に気づかれ
反撃されて逆に追い詰められる。最期は腕に装備しているガントレットに
収納されている小型核爆弾を起動させ、自爆した。
 
ジャングルの奥地で繰り広げられる驚くべき戦い。
一見ただの戦争映画のように見えたが姿が
見えない謎の人物の襲撃により一転、SFアクションへと変わる映画「プレデター」。
その第一作目のプレデターはまさに神出鬼没。
為すすべもなく倒される隊員たち。
その姿はまさにザンバラ髪の「サムライ」であり、
騎士道精神にも富んでいたことから人気が出て
今では一躍時の人ならぬ時の「宇宙サムライ」である。
後の設定上のミスから、このプレデターは成人か、若者かがわからないが
私個人の意見ではこのプレデターは密猟者のような者だと思う。
これは勝手な想像だが多分成人の儀式に失敗して、
勝手に人間を狩猟していたとかそんなような気がする。
以下、ウォーリアーの装備品の説明。
 
ヘルメット:最大の特徴とも言える装備品。
サーモグラフィー等の視覚補助装置と射撃武装用の
レーザーサイト・記憶媒体を取り付けられており、
様々な戦闘を経験するほど擬態能力は蓄積・強化されていく。
ヘルメットは可視光線をプレデターの視認しやすい赤外線に変換し、
彼らの視覚を強化するが、ヘルメットを外すとサーモグラフィー、
ズーム等の機能は失われてしまい、赤外線のみを可視領域とする
真っ赤な視界になる。温度差で生物と無機物を区別しているため、
攻撃目標が外気温と同じ温度のもので体を覆うと
視認できなくなるという弱点があった。
このため泥を体表に塗りつけた少佐を認識することが出来なかった。
またこの視覚システムに付随した機能として音声解析システムも有り
対象となる獲物の特定や録音した音声を利用した
かく乱などに使用する。流儀として特に強い獲物には敬意をはらい、
ヘルメットを外して挑む。ヘルメットを装着しなくても
地球の大気下で活動できるが、限界がある。
ヘルメットのデザインは各プレデターによって異なり、
一個体で複数のメットを持つ者もいる。
 
プラズマ・キャノン:左肩に装着している自動制御キャノン砲。
ヘルメットから照射される3本の赤いレーザーで狙いを定め、
発射されるプラズマ弾で対象を撃ち抜く。
砲身は背中のアームに接続されており、ヘルメットの視覚システムと
連動して照準の方向へ自動的に向きを変える。
弾数は無限だが撃った直後はエネルギーチャージの時間が
若干ながら必要なため、マシンガンのように間断なく連射することは不可能。
 
リスト・ブレイド:右腕ガントレットに装着している長さ約50cmの二枚の鍵爪状の刃物。
状況に応じて伸縮させることが可能。全プレデターの基本装備といえる。
 
コンピューター・ガントレット:左腕に装着しており、
このガントレットを操作することでヘルメットの視覚装置・光学迷彩装置の
調整が出来る。また三角形の装置もこのガントレットで操作する。
最終手段として自爆用の小型核爆弾も存在し、
使用時にはコンピュータのパネルを開き、特定のコードを入力する事で
自爆シークエンスが起動する。グレネードの弾頭の付いた弓矢で
少佐により光学迷彩装置の制御部が破壊された。
 
応急処置キット:戦闘で負傷した際に使用する。
内容物は外傷に対応する為の外科用品で構成されている。
プレデターの応急処置キットには鎮痛剤の類は入っておらず、
そのまま応急処置を行う。(かなりの激痛であり、大抵の場合叫び声を上げる)
これは主に止血と化膿防止のみを目的としたものと思われる。
 
メッシュ(または網状の服):地球で言う変温動物、
つまり爬虫類に近い存在であるためか温度調節機能のある
網状の服を着ている。編みタイツの様であり、機能的なものなのか、
ファッションであるのかは不明。コンピューターに繋がっており、
発生する特殊なフィールドによってカメレオンのように風景に溶け込み、
人間の目には見えないようにすることが出来る。
ただし条件によってその存在が人間に目視されてしまう、
基本的には周りの風景に同化させる光学迷彩装置である。
川の中に入ったときに操作不良を起こし、その姿を完全に現した。

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