2008年12月4日木曜日

ラスティ・ネイル

映画「ロードキラー」に登場。

本名不明。大型トラックに乗っている不気味な男。
フラーとルイスの兄弟はルイスが好意を抱く女性ヴェナを迎えに車で
コロラドへ向かってる途中無線を使って女性に成りすます悪戯を思いつき、
その悪戯相手がラスティ・ネイルと名乗る男だった。
弟のルイスは女と偽り「キャンディ・ケーン」と名乗り、彼を騙し続けた。
更に兄弟は自分たちが宿泊したモーテルの隣の部屋にいる
暴力的な男に出くあわせて恥をかかせてやろうと考えた。
「あなたに会いたいわ・・・・・12時に来て。おみやげにピンクシャンパン持って来てね」。
その夜、ラスティは男の部屋に現れ、騒がしい音を立てながら出て行った。
次の日、男は道路の真ん中に顎が欠如した状態で放置されていた。
男は一命を取り留めたものの、瀕死の状態だった。
その後兄弟は無線でラスティを聞きつけるも、驚くべきことに
自分たちの乗っている車の欠陥している部位を答えたのだ。
ラスティはなんと彼らを尾行していたのだ。ラスティのトラックは
彼らの車を追い詰め、押しつぶそうとした。
命乞いをしてなんとか見逃してもらった兄弟。ヴェナを乗せ、ネブラスカ州へ向かう。
しかしまたラスティ・ネイルの執拗な攻撃が始まり、やがて3人の車は炎上。
車を失った彼らを執拗に狙うラスティ。さらにヴェナや彼女の友人を誘拐、
紆余曲折の果て、間一髪で彼らは助かり、ラスティはトラックとともに死んだ。
と、思いきやトラックに乗っていたのは別の男だった。
そして救急車に積んであった無線から、またもやラスティ・ネイルの声が聞こえる。
その後の彼を知るものはいない。

錆びた釘の意味を持つ男「ラスティ・ネイル」。
たった一つの悪戯から、どこまでもどこまでも追い詰める!
映画「ロードキラー」は映画「激突!」の再来と謳われていましたが
トラックの運転手の姿は見えちゃうし、主人公の兄弟の馬鹿さ加減が鼻につき、
そういう意味ではあまり嬉しくない再来ともいえますが、
ただし展開は非常に早く、畳み掛けるように迫る狂人ラスティの恐怖が伝わり
飽きない良い意味でのジェットコースタームービーです。
最近続編が出来たらしく、そちらの方も観てみようかと思います。

0 件のコメント: