2008年11月10日月曜日

ハンマー

映画リメイク版「13ゴースト」に登場。
 
本名ジョージ・マークリー。1890年代の小さな町に住んでいた黒人の鍛冶屋であり、
彼はネイサンという白人の男に盗みをしたと非難され、町を立ち退くよう脅された。
彼は自分の無実を知っていたので脅しに屈せず、家族とともに町にとどまった。
だが、ネイサンとその仲間たちにより彼の妻子が殺されてしまう。
激昂したジョージは愛用のハンマーで 彼らを皆殺しにした。
その後、住民たちの手により捕まり鉄道用の大クギを体中に打ち込まれ、
左手を切り落とされ、 柱に縛り付けられ、野ざらしにされて死んだ。
切断された左手は、代わりに凶器に使った愛用のハンマーが取り付けられたという。
幽霊になった彼は殺されたときのまま体中に大クギが刺さっており
左手にはもちろん愛用のハンマーがついている。名前の意味は「大槌」。
 
非業の死を遂げてゴーストとなった者が多く存在する映画「13ゴースト」。
ハンマーは黒人であるがために、差別されるもそれを拒絶する。
しかしそれが原因で妻子は皆殺しにされ、復讐を遂げるも
町の住人にリンチされてしまった。…報われないなぁ。

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