ゲーム「Demon's Souls」に登場。
「塔のラトリア」の最深部に潜むデーモンの一人。
その名の通り、黄色い布を纏った老人。
デーモンになる以前は、ただみすぼらしいだけの老人だった。
かつてラトリアの地を追放されたが、デーモンを連れて復讐しに戻ったとされる。
ラトリアの女王を亡き者にし、その一族を牢に捕え、
象牙の塔の国ラトリアを奇怪な看守が徘徊するおぞましい監獄へと作り変えた。
更には自らを追放した女王の似姿としてデーモン「愚か者の偶像」を造り、
人間を使った狂気の実験によってデーモン「マンイーター」を生み出した。
また象牙の塔の道中には篭牢で吊るされた巨大な肉塊があるが、
それは人を融かし合わせたものであり、まさにデーモンを作る途中だったようだ。
肉塊を破壊し、マンイーターを撃破した先で待ち受けている。
しかし戦闘になると黒いファントムを呼び出すと同時に、自身はこと切れてしまう。
その正体は黄衣こそがデーモンであり、黄衣を纏ったことで超常的な力を得た存在。
復讐を果たした老人は既に枯れ果て、デーモンのソウルに飲まれており、
その身は人を狂わす黄衣に操られたに過ぎなかった。
黄衣は死んだ老人から離れると、黒いファントムの頭に巻き付き、
黒いファントムもとい黄衣との戦闘となる。
これを倒すことで「黄色のデモンズソウル」を手に入れることができる。
このデーモンから得られる「黄色のデモンズソウル」からは
2つの魔法、1つの奇跡と触媒を生み出せる。
自律して対象に向かう光球を生み出す魔法「浮遊するソウルの矢」は
老人が自らのものでない力に頼った性質を表している。
倒した敵から入手するソウルの量が増える魔法「渇き」は
使用により、術者は「ソウルへの渇き」を覚え、
相手から限界までソウルを奪い尽くすようになる。
それはデーモンの所業と何ら変わるところはなく、
老人の性質より、黄衣の性質が表れである。
術者周辺の黒いファントムを、元の世界に送還する奇跡「送還」は
狂気の老人が召喚し使役した黒いファントム、
それと同様の存在への対抗手段となるだろう。
黄色い布が巻きついた触媒「狂気の触媒」は使用者に狂気を与え、
魔法の威力を著しく高めるがMPの最大値が半分になってしまう。
復讐に拘り、未来を見ない老人が黄衣に縋ったように
黄衣の力に頼るのも一つの手だろう。
また別の世界の老人の呼びかけに応えて、
黒いファントムとして召喚された場合、
稀に「黄衣の頭冠」を手に入れることがある。
これは老人が纏っていた黄衣そのものであり、それを冠にしたもの。
黄衣は新しい老人を求めているのか、強いソウルを持つ身であれば
黄衣はその力を分け与えるのかもしれない。
「デモンズソウル」の塔のラトリア第三ステージは一本道。
ひたすら階段を上っていくだけ。道中のタコ頭の看守を退けた先で
待ち受けるのは、一人の老人。象牙の塔の国を悪意の籠った監獄に変え、
おぞましい所業を繰り返していた張本人である。
いざ落とし前をつけてやろうとすると、呆気なくご臨終。
復讐を他者の力に委ね、悪行の限りを尽くした老人は
哀れにもソウルを絞り尽くされてしまっていたのだった。
結局の所、老人が身に纏っていた黄衣が本当のデーモンだったわけだが、
ラトリアでの行いは、どこまでが老人の意思かはわかっていない。
狂ったような復讐心からあれほどの地獄を作り出せたのか、
既に黄衣の狂気によって操られていたのか。


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