2010年5月30日日曜日

ビッグチャップ

映画「エイリアン」に登場。

謎の異星生物。強酸性の体液や、宇宙空間等の真空中でも
生存可能な強靭な身体能力、強い生存本能から「完全生物」と言われ、
何らかの生物兵器として作られた可能性が示唆されている。
エイリアンの中でもビッグチャップのみ眼窩を持つが、眼球らしきものは無い。
「エイリアン」はアリ、ハチなどのハチ目やシロアリといった
社会性昆虫のように、一体の女王体「エイリアン・クイーン」を中心に
繁殖を行う。クイーンが産む「卵」からは、エイリアンの幼体そのものではなく、
寄生体を植え付けるための中間体「フェイスハガー」が孵化する。
フェイスハガーは宿主となる生物の顔面に貼り付き、
尾のような器官でその首を絞め、宿主を昏睡状態に陥らせる。
次に宿主の口へ管のような器官を挿入し、後に成体となる
フェイスハガー本体を体内に植え付ける。
フェイスハガーに貼り付かれた生物は、鼻や口などが塞がれ
自力での呼吸が不可能な状態に陥るが、挿入した器官を使って
フェイスハガー自身が空気を送り込むため窒息はせず、昏睡状態のままとなる。
その後、しばらくするとフェイスハガーは抜け殻のようになり自然に宿主から離れる。
宿主は昏睡状態を脱するまでに至るが、その間に植え付けられた
寄生体は幼体「チェストバスター」にまで成長、
これが体を突き破って体外へ出てくるため、宿主は死亡する。
チェストバスターは脱皮を繰り返し急速に成体へ成長する。
エイリアンは宿主の性質を受け継ぐため、成体にも様々な種類が存在し、
多種多様な能力を持っている。成体は、基本的に前後に
細長い形状の頭部を持ち、口の中に“インナーマウス”と呼ばれる
第二の顎を持つ。動作は俊敏。中間体・幼体・成体を問わず
体液は強酸性で、金属その他あらゆるものを腐食させる性質を持つ。
成体になったエイリアンは、睡眠をとる。
未知の電波信号を受信した宇宙貨物船ノストロモ号が
訪れた惑星LV-426に卵がいくつもあり、このうちの一つが
航海士ケインに取りつき寄生、孵化した。
ノストロモ号の船員たちを次々と襲い、
リプリーと猫のジョーンズを残して船員たちを全滅させた。
本船を自爆させ、脱出用シャトルで地球圏へ脱出したリプリーだが
エイリアンもまたシャトルの中に潜んでいた。
リプリーの必死の反撃で、エイリアンはシャトルから落ち、
宇宙の彼方へと消えていった…
(名前はファンからの愛称で「大きな頭部」という意味)

SF映画は言わずもがな、ホラー映画でも名作「エイリアン」。
後の「エイリアン」シリーズでのエイリアンの生態が
働きアリと同じなってしまったのは残念だが(これはこれで良い)
一作目のビッグチャップは生物とはかけ離れた存在として描かれている。
食べるためでなく、殺すために存在しているその姿は
まさに殺人鬼であり、悪魔である。

3 件のコメント:

ヒヨケムシ さんのコメント...

エイリアンは1と2では
ほとんでお別物みたいな映画ですからねぇ
一作目はホラー、二作目はアクションみたいな感じで。
個人的には1作目が一番好きです。
2はたくさんうじゃうじゃ出てきますが、
1は一匹しかいないから逆に怖いと思うんですよ。
ともあれ、2も最後にクインとパワーローダーで対決する場面など、続編ならではのサービス場面が多くて好きです。

腐肉喰らい さんのコメント...

>ヒヨケムシさん
エイリアンまた続編やりませんかねぇ…
(VSシリーズはもういいや)

gatio さんのコメント...

http://d.hatena.ne.jp/yumemigatio/
よう、腐肉。
俺だよがちお様だよ。
ブログ作ったんだ。
勝手にリンクさせてもらったぜ、クヒヒ
ビッグチャップは何気に恐竜に似てるとおもうんだぜ
クヒヒヒ