2009年10月19日月曜日

レプティリカス

映画「原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺」に登場。

竜によく似た古代の生物。口から緑色の溶解液を吐き出す。
堅固な鱗に覆われており、通常兵器は役に立たない。
翼があるが飛べない。再生能力が高く、一塊の細胞があれば復活できる。
ある日、鉱山で鉱夫達が謎の肉片を掘り出した。
すぐさまコペンハーゲン大学から派遣されてきた
マーティン教授とダルビー博士とともに生物の尻尾のようなものを発掘した。
それは生物の尻尾らしく、爬虫類、哺乳類双方の性質をもつことから
「レプティリカス」と名付け、冷凍保存して調査を開始する。
だが、不幸な偶然から解凍されてしまう。
貴重な生物の標本が無駄になってしまったことを嘆く教授たち。
驚くべきことにレプティリカスの細胞は再生を開始していた。
このことに気づいた教授たちは、
レプティリカスを培養液に漬けて再生を促進させようとする。
ある嵐の夜、成長を遂げたレプティリカスは遂に逃げ出した。
すぐさま軍隊が出動するも、海へと逃れてしまう。
数日後、駆逐艦に発見され、激しい爆雷攻撃を受け
千切れ落ちるレプティリカスの前足。それを聞いたマーティン教授は
細胞がばら撒かれて、無数のレプティリカスが発生することを危惧する。
教授たちは帰巣本能に従って、レプティリカスがコペンハーゲンに戻ってくると予測する。
予測通り現れたレプティリカスに、コペンハーゲンは大パニックに。
市民たちが逃げる中、軍隊の総攻撃を受けてもビクともしないレプティリカス。
最早打つ手無しと思われたが、レプティリカスの弱点が口と考え、
麻酔薬を口に打ち込み、強制的に眠らす作戦を実行。
作戦は成功し、レプティリカスは眠りについた。
だが海中に沈んだレプティリカスの足が再生を始め・・・

東宝のマンダに似ている怪物が大暴れ。
デンマーク唯一の怪獣映画という珍しい映画「レプティリカス」。
実際のコペンハーゲンの市民がエキストラとして街を逃げ惑うシーンは
日本の特撮映画のようで、なかなか豪華。
レプティリカスはストップモーションでも着ぐるみでもなく
糸で吊って動かしており、多少動きがショボい(見た目も)が許容できる範囲。
(あくまで筆者の許容できる範囲であり、
毒液やミニチュアの建物や演出のショボさ、
パニック状態な市民が跳ね橋から落ちていくシーンの派手さ、
これらを考慮してクズと観るか、王道と観るかは鑑賞者次第だ
)
ちなみにDVDのパッケージの「東洋の竜」のようなレプティリカスと
実際のレプティリカスの落差にガッカリ。
あとレプティリカスが空を飛ぶシーンもあったらしいが
非現実的」といわれカットされたらしい。

2 件のコメント:

ramuzi さんのコメント...

これ劇中で麻酔薬なんて言われてましたっけ?VHSでは劇薬とか言われてて、てっきり毒殺して倒したとばかり思ってました。でも他の方の解説では麻酔薬や睡眠剤とばかり言われていて、あまつさえ「眠らせただけで終わりかいwww」みたいに言われたりもしてました。

腐肉喰らい さんのコメント...

実は私もよく覚えてないんですよ。
すみません。

ここに書いてあることは
退屈あいまって眠気交じりで観てたもんですから
要所要所不確かです。
私は薬を使っていたことさえ覚えておらず
他所のブログで書かれて初めて
「ああ、薬使ってたんだ」と気づいた次第で。
一応は海外サイトのところでも調べたのですが
何分不確かな情報でしたので
ここでも「麻酔薬」として書きました。
重ね重ね、すみません。

追伸:私が観たのはDVDなので
もしかしたらVHS版とは
字幕が微妙に違うのかもしれません。