2009年10月11日日曜日

魔像ゴーレム

映画「魔像ゴーレム・呪いの影」に登場。

たんなる彫像にしか見えないが、意思を持っている。
古代の魔術により作り出され、関わる者に死を与える。
つま先の中に隠されている秘法が書かれた羊皮紙を
口の中に入れることで、初めて操ることが出来る。
古美術商で働くアーサー・ピムは
ミイラ化した母親と同居する奇妙な男だった。
ある日、古美術店の一店舗が火災により焼失してしまい、
そこに駆けつけた博物館長ハロルドとアーサーは
火災から奇跡的に免れた一体の彫像を発見する。
二人はその彫像の破損状況を調べるのだが、
アーサーが目を離している間にハロルドは死んでいた。
この奇妙な出来事が起きたにも関わらず、
彫像はアーサーの勤務先の博物館に陳列されることに。
しかしその彫像に触れる者や関わる者たちは謎の死を遂げた。
アーサーは彫像に何か秘密があると見て、調査の結果、
この彫像がユダヤ教の秘術によって作り出されたゴーレムだと知る。
さらにゴーレムを操る術を見つけたアーサーは、
歪んだ欲望を満たすために次々とゴーレムを使って殺人を行っていく。
何者にも破壊できないゴーレムはまさに無敵だった。
事態を重く見た当局は、軍隊を出動させるが
どんな兵器を使ってもゴーレムを倒すことは出来ない。
遂には原爆を使って、アーサーもろとも吹っ飛ばすことに。
アーサーは死ぬが、原爆を持ってしてもゴーレムは倒れない。
神のみがゴーレムを破壊することが出来るのだ。
しかし命令を下す主人を失ったゴーレムは海へと消えていった…

まんま「サイコ」な主人公が悪事のために
彫像を操る映画「魔像ゴーレム・呪いの影」。
主人公がガイのキチなのも色々とアレだが、
原爆落としても破壊できないゴーレムの存在が凄い。
神のみぞ滅ぼすことが出来るゴーレム、恐るべし。

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