2009年8月23日日曜日

沙耶(さや)

ゲーム「沙耶の唄」に登場。

事故の後遺症による知覚障害で、風景や人物が肉塊や臓物のように
「世界が狂って見える」ようになった郁紀が「唯一正常に見える」少女。
失踪した父親の奥涯教授を捜しているらしい。
狂って見える世界で郁紀の精神的な支えになる。
正体は他種の文化や知識を乗っ取る異次元から来た知的生命体であり
目標に接触することでその組織を解析し、改造、増殖するという能力を持っており、
その能力を行使することで侵略していく種族。
郁紀以外から見た姿は、正気でいられなくなるほどおぞましい姿をしているらしい。
知能は非常に高く、奥涯教授の下で人類の文化について学習を重ねていたのだが、
知識を吸収する過程で自分の性別が人類における「女性」であると認識し、
本来とは違う、「女性」としての自我を形成してしまった沙耶は
人間として「愛」を求めるようになったのだった。

グロゲー?純愛ゲームです「沙耶の唄」。
種族を超えた愛」を体現している彼女、
本来の目的を考えると「」は邪魔でしかないが
その「」を目的に変えようとする姿は
筆者、泪溢れる思いである。

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