2009年7月21日火曜日

深海の大蛸

映画「水爆と深海の怪物」に登場。

深海に潜む、六本足の巨大なタコ。
フィリピン海溝に生息していたが、水爆実験の影響により
生態系が狂ったため、餌を求めて近海に現れ、船舶を襲うようになった。
かつて13世紀にも同様の巨大生物が現れ、
ヨーロッパの街を30年間破壊し続けたといわれている。
放射能に汚染されており、それを魚が感知するため
餌に餓え、陸上の生物に目をつけた。
爆雷、機雷、電流ネットの攻撃を物ともせず、
サンフランシスコの建物を破壊した。
最期は潜水艦の魚雷により爆散した。
(名前は私がつけた仮称です)

タコって海外じゃ、よく嫌われ者のイメージが多いと思う。
devil fishと呼ばれ、古くからはクラーケンの伝説があったり
クトゥルフ神話で描かれる邪神はタコだったり、
海底二万里じゃ、イカともタコとも分からない怪物だったりと
なんというか、海外の皆様は触手がお嫌い?
まぁそれはさておき、この映画以降(かどうかはわからんが)
巨大タコが銀幕で暴れるようになった。
日本では「ウルトラQ」、大映や東宝の怪獣映画で、
海外では「テンタクルズ」、「オクトパス」、
最近だと「パイレーツ・オブ・カリビアン2」にも出てきている。
他にも数え切れないほどのB級映画でもお馴染みであり、
このように嫌われ者なのに人気者、というユニークな立場である。

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